★カタカムナ 生命の神業5  サヌキ と アワ

 

 

★このブログは2022.1.10にyoutube配信した内容をそのまま まとめたものです★

こんにちは! ゆかりです
 

今回は カタカムナ 生命の神業5 

アワ と サヌキ です

 

大野朝行さんの書籍やワークショップでの内容を参考にお話しますね

 

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p134の内容になります

 

 

アワとサヌキの特徴

 

 カタカムナを理解するうえで大切なアワとサヌキには

色々な意味が含まれます

 

まずは正反という意味があります

 

右手はサヌキで 左手はアワ なんです

このようにすべてに正反があって、

 

そのバランスによって成り立っています

 

 

 アワは、カの潜象のチカラが 

ア 現象に現れて 

ワ 生命力として調和した 

という意味になります 

 

 

 

サヌキは 

アワから分けられるアワの量の サ 差とか嵩のことで

それによって 

ヌキは 発生 発生する現象のチカラ という意味になります

 

 

 

サヌキはアワから分けられるんですね

つまり、サヌキの働きには常に 前駆してアワの働きがあるわけです

 

 

 人間や生物は、サヌキ(現象の力、判断力、行為力)と

それを生み出すアワの力によって生かされています。

 

アワを生物脳、サヌキを人間脳と考えてもよいのです。

 

脳の中に区分けがあるわけではなく、本来の生物脳の中に

人間脳の働きが発達したのです。

 

 歩き方で言えば、深層筋を使って歩くのがアワ、

表層筋を使って歩くのはサヌキといえるんです。

 

 また、サヌキとアワを サヌキ性、アワ性といった性質として

捉えることもあります。

 もう少し詳しく説明をすると、

 

男性はサヌキ性の中にアワ性を秘めています。

女性はアワ性の中にサヌキ性を秘めています。

 

このことから、サヌキ性とアワ性という生き方の違いが生まれ、

ムカヒ ホグといって 正反希求親和性、惹かれ合うこと が起きるのです。

(ムカヒは向かい合う、対向 ホグは正反 親和したもの)

(お互いに違うものを持っている部分に、惹かれ合うんですね)

 

 サヌキ性は、まずは自分のことを第一に考えて、

自分の理想に向かって仕事も何もかもやり抜きます。

 

何事もサ(差)をつけて人よりヌキ(抜き)出たい競争心。

自身の損得で判断する、そして目に見えるものしか認めない現象系の性質です。

 

スポーツ的な体の使い方もサヌキ性になります。

達成感に浸るのが好きなのもサヌキ性です。

 

 サヌキ性は、考慮する力、最後までやり抜く力であって大切ですが、

アワ量を増やすことをせずにサヌキ性だけを鍛えると、

 

過去にこだわり、未来を心配し、緊張する、興奮する、攻撃する、

視野を狭くする、すぐに疲れる、血糖値が上がる、唾液が出ない、

 

血圧が上がる、手足が冷えるといった状態が現れます。

つまりイマイマ(瞬間瞬間、一瞬一瞬)に生きることが下手になるのです。

 

 これではヌヒ(心臓系)に負担がかかります。

色々な健康法をしていても、心臓系が停止してしまうといった

 

事態が生じやすいのです。

 

 おそらく生活習慣病も、アワ量の不足が原因でしょう。

 

 

 

 アワ性はアワせる・調和する性質 です。

アワ性は生命の本能の力、受け入れる、親しむ、頼る、

 

馴染む、心身の柔軟、見えないものを感じ取る潜象系の性質です。

自分より他人の幸せを考えます。

 

元々女性は、赤ちゃんを育てるために アワ性の多い状態で

生まれていますから、自ずと成長できるはずです。

 

女性らしさを保ってサヌキ性をださないこと。

これがアワ性を保つ秘訣です。

 

 

 アワ量(カ)が多ければ、イマイマ瞬間瞬間にバランスが取れるので

調和する、穏やかになる、弛緩する、疲れにくい、視野が広がる、

 

血糖値が下がる、血圧が下がる、手足が温まる、唾液が出る、

副交感神経が働くといった具合に現れます。

 

 逆にアワ量が少ないと、アワ(感受性)に従った判断や行為ができずに

先入観に基づいた言葉や行為を発することになります。

 

サヌキ(人間脳)に振り回されて、後悔や心配や情けなさが、

ぐるぐると頭の中で回ってしまいます。

 

 

 そもそもサヌキ性は右回り、アワ性は左回りのことを言います。

 

 右回りは締め付け、左回りは緩むのです

ネジやジャムの瓶の蓋なども同じです。

 

なかなか開かないジャムの蓋やペットボトルのキャップは

右手はなく左手で開けると簡単に開くんです

 

右手は右回りの締めるチカラが強く、

左手は左回りの緩むチカラが強いからです

 

 

 

 

 Right には、右以外に、正しいという意味があります。

このようにサヌキを正しいとするのが外国伝来の文化です。

 

 規律、戒律、法律、常識、マニュアルなどは、人間脳で作り出された

サヌキ性ですから、これらに従うことで心まで締め付けることになります。

 

このように現在の日本社会は、外国伝来文化の影響下にあるのです。

 

 顧みれば、かつての日本は、

「左様ですね(ごもっともとか そうですね)、左様なら(そうでしたら)」

 

というように緩めて包み込む文化でした。

一事が万事サヌキとアワがあべこべであったように感じます。

 

 

 素敵な俳句があるんです

みなさんご存じかも知れませんが

 

江戸時代の加賀千代女(かがのちよじょ)の俳句

 

「朝顔や釣瓶(つるべ)とられて貰い水」

 

そこにアワ性を感じました。釣瓶とは井戸から水をくみ上げる桶のこと。

その桶の綱に朝顔の釣が巻き付いてしまい使えません。

 

蔓を除けるのも忍びなく、余所へ水をもらいに行ったという句です。

優しい気持ちが伝わってきます

 

 

 そしてまた、明治時代はまだ言葉の使い方もアワ性だったなと思う

逸話を思いだしました。夏目漱石が英語教師をしていた時に、

 

学生が「I love you」を「我 君を愛す」と訳したので、

「日本人は愛すという言葉は使わないだろう。ここは月がとてもきれいですね、

 

とでも訳しておきたまえ」といったとのことです。

 

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なーんか わかりますよねー

私は今でも 愛してる という言葉は使わないです

 

わざわざ 愛してる といわなくても 態度やしぐさで

わかってると思ってしまうんですよ

 

そこが日本人のアワ性なのではないかと

思ったりしています

 

外国の人には わからない感性かも知れませんね

 

 

 

アワとサヌキの特徴 ご理解いただけましたでしょうか

 

 

 

 

今日はここまでです

 

何か参考になりましたら うれしいです

 

最後までご視聴ありがとうございます

感謝してます

 

ではまた