笑顔表情筋協会認定インストラクターで
歯科衛生士・ケアマネージャーのサチです。
味覚や食感を表すオノマトペ。
オノマトペとは、
擬音語・擬態語。
世界言語の中で日本語が
圧倒的に食感(食品物性)に関するオノマトペの数が一番多い。
◎シャキシャキ
◎ほくほく
◎ボリボリ
◎パリパリ
◎ふわっとろっ
など。
日本語 445語
フランス語 224語
中国語 144語
英語 77語
フィンランド語 71語
⚫︎下記、日本語テクスチャー用語体系表より抜粋。こんな感じで、
ズラズラっと表が記載されてます。
口あたり・舌ざわり・喉ごしなど
舌や口腔粘膜で感じたり
歯応え・歯触りは歯がないと感じられません。
445語のうち、
322語は、
歯がないと感じられない力学的特性で、
歯がない人が
『入れ歯がなくても、何でも食べられる』と
仰っている人は
結構、いらっしゃいますが、
残念ながら、
美味しさは、半減している
状態。
だからといって、
長年、入れ歯を入れてないと
そう簡単に入れ歯は
入らないものです。
幾何学的特性の
つるっと
なめらか
ふわっと
ふわふわ
などの135語や、
その他の特性(水分・油脂の特性)73語は
感じる事ができるので
半減しますが、安心して下さい。
(※力学的特性、幾何学的特性、その他の特性が
重なっている言語があるので、
単に足しても数字は合わないです)
そうは言っても
やっぱり美味しく食べたいですね。
先日行った、大阪通天閣を見たあとの
新世界の串カツ。
特に意味ないですが、
美味しかったー
ので、載せてみました
それと、
歯が無い口の中では、
入れ歯を入れないと
顎の位置が定まらず
段々とシャクレた状態になり
首の前の筋肉が過緊張となり
飲み込みづらくなるので、
歯を失ったら
入れ歯を入れることが、やっぱり大切。
入れ歯は『義歯』と言い、
義足などは、慣れるまでリハビリをしますよね。
食べることは
あまりにも当たり前で
『食べるリハビリ』って考えたことがないかもですが、
『義歯』で食べるリハビリをして
慣れる、そして
痛い箇所は微調整しながら
いつまでも
美味しく食べられますように。