今回は看護師として働く自分のひとり言。

気づきです。

 

職業柄『人に寄り添う、人の気持ちに寄り添う』

ということを大切にしてきた。

 

患者さまの

痛みに寄り添う、

辛さに寄り添う、

苦しみに寄り添う。

 

患者さまが亡くなる時は

家族に寄り添ったために涙することもあった。

 

看護実習で小児科に行った時は

病気で苦しむ姿に辛くなることもあった。

 

そんな時、実習の先生に共感し過ぎるのは良くないと言われ

私にこの職業は向いていないと落ち込んだこともあった。

 

寄り添うってなんだろう。。。

 

私は患者さまに寄り添って

共感しているつもりになっていたが

共感ではなく共鳴していたことに気づいた。

 

自分は他人の感情に共鳴し苦しくなっていた。

 

患者さまの苦しみ、痛み、辛さ、哀しみの波動を

看護師は全面に受ける。

 

私の場合、特に受けやすかった。のかもしれない。

 

患者さまが苦しんでいる時は『苦しいんですね』

患者さまが痛いときは『痛いんですね』

患者さまが辛いときは『辛いんですね』

波動は受け取らず

身体的、精神的苦痛に言葉を乗せて理解すること、

これだけでいいのかもしれない。

 

まずは

自分が安心安全の波動を出し

自分がそばにいるだけで

癒される

安心できる

そんな存在でいることを大切にしたい。

 

そのためには

自分のネガティブな感情をひとつずつ手放し

自分がいかに安定し続けるか

心の在り方が重要である。

 

目の前の患者さまを救うには

自分にはできない、無理、怖いといった感情をもっていたら看護師は務まらない。

どんな場面でも目の前の患者さまと向き合わなければならない。

日々自分ができることは何かを考え実践する。

ダメならまた次を考える。

失敗したときは素直に謝罪し

次への糧にする。

 

外来維持透析患者さまが透析を終え

私が笑顔でお疲れさまでした!と言えた時は、

心からほっとする。

 

自分はできる、ということを日々の業務の中で積み重ね

自分はできると確信を持つこと!

確信を持った上で

安心安全の波動を患者さまの

届けれるような看護師であろう。

 

 

最後までお読みいただいた方

私のひとり言を聞いてもらって

ありがとうございました。