まずは、
皆様へ
会った事もない、話した事もない、見ず知らずの夫婦の拙い闘病ブログに
沢山、本当に沢山のフォロー、いいね!そして、コメントを頂き本当に有難うございます。
頂いたコメントを何度も読んでは、目頭が熱くなっている日々です。
夫が癌になってから、辛くて悲しくて、泣くことが増えたけど、
こんなに人の温かさを感じて涙ぐむことになるなんて、、
思いもしませんでした。
「人の力」て凄いですね。本当に感謝でいっぱいです
ゆっくりですが、コメントは一つ一つお返事させて頂きますね。
~3回目の抗がん剤の検査結果~
今回はCTはやらないので、レントゲンと血液検査の結果を聞きに、
夫と病院に行って来ました
それにしても、検査結果を聞く前て、とてつもない不安に襲われる。
どうか、どうか良くなっていますように。。
どうか、どうか悪くなっていませんように。。と、
何かに縋りたくなる思いでいっぱいだ。
受験生でいうと、毎月合格発表がやってくるような感じでしょうか・・?
まずはレントゲン。
※左、癌発覚時原発巣5cm/右、抗がん剤1回目
※左、抗がん剤2回目/右、抗がん剤3回目
2回目で著名に縮小した原発巣。3回目も現状維持で変わらずでした。
もうレントゲンでは腫瘍が分からないくらいになってるそう。
でもちゃんとCTで見ないと分からない部分が多い。
そして、血液検査。
細かい数値は特に載せませんが、2回目の時は
正常値ではない項目が複数ありました。が、今回はだいぶ正常値に戻ってました。
ただ、白血球、赤血球、ヘモグロビンなどなどまだまだ少ない。
主治医曰く、輸血するほどのレベルにならなければ大丈夫との事でしたが、、
それでも、CRPは0.17と正常値になりました!
そして、そして一番気になっていたCEA(腫瘍マーカー)が6.6 ※正常値0.0~4.9
最初は45.2もありました。2回目は39.6だったので、急激に下がった感じです。
とっても嬉しい
この結果を受けて、主治医から
「だいぶ効いてますね~、腫瘍マーカーの数値はあくまでも目安ですが、ここまで
下がっているという事はとっても薬が合っていると思います」と。
そこで、腫瘍が小さくなっている今、放射線は出来ないのか?と聞いてみた。
でも、放射線はステージ4ではやらない。
目に見えない癌が飛び散っている。
出来るのはステージ3まで。高齢で抗がん剤が出来ない人など、場合によっては出来るけど、セカンドオピニオンでも同じ回答だと思うとのことだった。
そして、
「根治や完治を目指す治療ではありません。延命治療を行っているという事を
理解してください。」と言われました。
これが、ステージ4の現実です。
分かってる!分かってるけど、希望を持たせてよ・・と思ってしまう
また、夫のようなステージ4でも長年生きて、仕事も出来ている方は居ますか?と、
聞いてみた。
だいぶ間があいてから、「・・・・・。うん、うん、居ますよ」
あぁ、ほとんど居ないのねって分かる返事。
「寛解」を目指して頑張っているけど、本当に可能性の低い事なんだなって、
そんな簡単ではないのだな、と心の底から思い知る。
現状維持をするだけでも、大変な事。
死ぬまで抗がん剤を受けなくてはいけない現実。
それでも、抗がん剤が効いている夫は恵まれている方だ。
私の夫はとてもとても前向きな人です。
血液検査の結果の数値とか、腫瘍マーカーとかどうでもいいよ、と。
そんな事に捉われないで、ストレスなく、普通の生活が出来てれば満足。
数値も良くなって、腫瘍が小さくなってるんでしょ?
だったら俺スゲーべ余裕だよ~死ぬ気しない。大丈夫!と。
こんな夫がとても頼もしい。誇らしい。
そして、この日は珍しく大好きなお肉ではなく、お寿司が食べたいと言いました。
来週は4回目の抗がん剤なので、副作用中お肉は食べれるかもだけど、
寿司は食べれないから、今のうちに食べときたい!と
副作用中は必ず5.6キロ落ちてしまうので、食べまくっている。
むしろ癌になる前より太ってしまった夫
こんな夫なら、きっと大丈夫。そう思えます。