地元に、お祭りの日に出店で売っている、懐かしいラムネ✨
今年も飲みました😊
ラムネとサイダーの違いってなんなんだろってググッて調べたらラムネは「レモネード」が転訛(てんか)した言葉といわれいるそうです。レモネードの「レ」が「ラ」に聞こえ、語尾が消えて、「ラムネ」といわれるようになったと考えられています。
ラムネは炭酸水に甘味料や香料などを加えた清涼飲料水。ガラス玉で瓶に栓をしているのが大きな特徴です。
ガラス玉を押し下げると、ポンッという心地よい音が響きます。この音だけでも清涼感が漂い、少し涼やかになった気がするのは、気のせいだけではないかもしれませんね。
そもそも炭酸水とは炭酸ガス(二酸化炭素)の水溶液で、炭酸飲料とはその炭酸ガスを含んだ発泡性の清涼飲料水です。
その炭酸飲料は18世紀後半にイギリスで発明されました。炭酸飲料はその後、世界各地に広がり、日本には幕末に伝わりました。
一説によると、1853年、浦賀に来航したアメリカ海軍のペリー一行が、交渉相手である奉行たちに炭酸入りのレモネードを振る舞ったといわれます。
ガラス玉を瓶の栓として使うことを考案したのはイギリスのハイラム・コッドという人物で、1843年のことです。
ガラス玉を入れた瓶に炭酸ガスと原液(炭酸飲料の元になる液体)を入れると、炭酸ガスの圧力でガラス玉が瓶の飲み口に密着して、瓶の栓の役目を果たします。
この瓶が日本に登場したのは1887(明治20年)ごろで、当初はイギリスから輸入されたものを使っていましたが、やがて国産のガラス玉入り瓶も作られるようになりました。
さらに1904(明治37)年、瓶に王冠で栓をした国産の炭酸飲料も発売されるようになりました。
これ以降、ガラス玉で瓶に栓をした炭酸飲料をラムネ、王冠で瓶に栓をした炭酸飲料をサイダーと、日本では呼ぶようになりました。栓をガラス玉でしているか、ガラス玉以外の王冠などでしているかが、ラムネとサイダーの違いになったのです。
「ラムネ」も「サイダー」も夏の季語になっています。
〜ラムネ店(みせ)なつかしきもの立ちて飲む〜
ラムネを売っている店を見かけて、懐かしく思って、買って、その場で立ったまま飲んだのでしょう。
ある年齢以上の人であれば、この「なつかしさ」に、涼やかさとともに甘酸っぱさも感じるかもしれません。
残暑厳しい折に、ラムネを飲んでひと息つくと、気持ちいい懐かしさが蘇りました♡♡