夏休みというのは、ある種 母にとっては修行の様なのかも...と思う

時差で早く目覚めてしまう事もあり、昨日は朝6時台の新幹線で伊勢市へ...

そもそも昨年もこちら 伊勢旅行に両親と娘達と来ているのですが...夫が一緒じゃなかったので娘達のリクエストで今年は夫と一緒に再訪
どうせ行くならきちんと順番通りお参りしようとの計画です

美しき二見輿玉神社からスタート

ここで事件勃発
急に次女の足がぴたっと止まる
「...帰りたい」
だって.....

暑いし時差で疲れているし...
気持ちは本当によくわかるんですよ

でも...あんたねえ〜
新幹線代金払って遠くから来てるのに到着5分で帰りたい...とは...とほほ

イギリスから来ると気候の変化も激しいし熱中症で体調崩しても...とタクシーへ

ホテルまで思い切って行ってもらおうと思っていたら、年配のおじさまの運転手さん
泊まってるホテルが海辺の鳥羽なのでタクシー代も嵩むからもったいないよ
伊勢市内まで戻ってお昼ご飯でも食べて休んでお嬢ちゃんの体調みてホテルは電車で移動したら?
ご飯食べたらお嬢ちゃんもごきげんになるんとちゃいますか?
.......と、もうワタクシの心を読んでいる様

という事でお昼を食べさせ電車で鳥羽まで移動し
駅のタクシー乗り場の先頭に並んでるタクシーに乗ったら...鏡越しに

「奥さん!お嬢ちゃん 食べたら元気そうやね...」

って言われてぱっとお顔を見たらさっきの運転手さんだったという偶然

星星

お部屋を準備して頂く間にホテルのテラスでお茶を頂く
曇ってるけど波の音に包まれ最高の景色

担当してくださったホテルの女性がそれはそれは高潔な雰囲気の方で...
伊勢や神道の事 どんな質問をしても簡潔に答えて下さる

あら?この方 普通のホテルスタッフじゃないわよね...って思ってこっそりと伺ったら

「....実は私 神官なんです...」

だって...

ご実家がとある県の歴史ある神社で子供の頃から神官になる為の御修行をされ伊勢神宮でも研修されたご経験をお持ちだそう...
ご縁があり伊勢に嫁ぎ、時々 ご実家の神社へお手伝いにご帰宅されるそうです..,


その方が
イギリス人夫と娘たち...
神道のバックグラウンドの全くない人間にしてくださった説明がぐっと心に響いた

「神道というのは日々生きる我々人間と共に常にある「生きた宗教」です
日常の全て、自然の移り変わり、森羅万象の全てに神がおられる。その事を常に感じながら日常を生きるという事が神道の基本です」



新幹線の駅まで車で送ってくれた父も含め、
今日は出会う方々全てが神に思える




娘たち お昼寝したら生き返り元気になりましたピンクハート