リリウムのことを忘れる事はなくても
記憶が薄れる前に色々感じた事を書き残しておこうと思います。







雑記。












あ、ネタバレしかありませんです。




そして、訳の分からない独り言の可能性があります。







好き勝手に思ったことをツラツラ書きます。

もう残すところ公演数もわずかですし、いーよね!(ぇ)

きっと「TRUMP」も合わせて考える部分もなくはないですが、
「LILIUMU」を一つの完結した物語として。


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【人物名由来】
<モーニング娘。'14>
鞘師・・・リリー
(純潔、あなたは偽れない、永遠にあなたのもの)
工藤・・・ファルス(男役)
(永遠の絆、優しい愛情、あなたを見守っています)
譜久村・・竜胆
(あなたの悲しみに寄り添う、貞操、寂しい愛情)
小田・・・シルベチカ
(私を忘れないで)
石田・・・チェリー
(精神美、優れた美人、世話焼き)
鈴木・・・ローズ
(あなたの全てはかわいらしい、愛嬌、無邪気)
佐藤・・・マーガレット
(高貴、我が道をいく、私に従いなさい)

<スマイレージ>
和田・・・スノウ
(無垢、汚れなき心、慈愛、あなたの死を望みます)
田村・・・マリーゴールド
(嫉妬、悪しきを挫く、予言、あなたを独り占めにしたい)
福田・・・紫蘭
(あなたを忘れない、今のままでいたい)
中西・・・キャメリア(男役)
(常にあなたを愛します)
竹内・・・カトレア
(好奇心旺盛、魅力的な人)
勝田・・・ナスターシャム
(困難に打ち勝つ)

<研修生>
田辺・・・ジャスミン
(愛らしさ、無邪気、私はあなたについていく)
加賀・・・クレマチス
(高潔、美しい心、精神的な美しさ)
佐々木・・ミモザ
(歓喜、胸のときめき)

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かつて不死だったとされる吸血種(ヴァンプ)
だが、今では不死を失い、時が来ればその命を終える。


こんな感じの一節から始まり、


美しく咲いた花はいずれ枯れるわ
花は滅ぶ故に美しく咲き誇れる


この物語の本質を握る
シルベチカを
中心とした
Forget-me-not~私を忘れないで~からオープニング。

初見の時は、シルベチカ=勿忘草(わすれなぐさ)だから
テーマ曲なのかなくらいに思っていましたが、
結末を知ってしまうと最も残酷な歌ですよね。

一番残酷なところは、
800年もの間、運命に抗い続けたリリーが、
「目覚めよ 甘き死よ来たれり」
仲間の命を断つ事で終わらない輪廻から解放。
自らも死を選んで全てに終止符を打とうとするも・・・・
永遠の繭期を過ごすうちに、不老不死の身体になってしまっていたところ。

リリーがファルスに向かって死に際に言い放った断末魔の台詞。


「そうやって、永遠の孤独の中で泣いてろ…(ニヤッ


からの、不死である事が発覚した後の絶望の絶叫が忘れられません。

しかも、
オープニングのキャストパレード曲
「eli eli lema sabachthani(エリエリラマサバクタニ)」
=神よ何故私を見捨てたのですか・・・・
を聞くと、既にオープニングから破滅の運命を暗示していると気づいて
2回目以降ゾッとしました。


「永遠に枯れぬ花を作ろうとした孤独な庭師」の例えは
たった一人で不死の運命(永遠の孤独)を背負うファルスを
暗に指しているのかもしれませんが、結局彼が作ろうとした
永遠に続く時間は奇しくも同じ運命を背負うリリーによって脆く崩れ去った。

シルベチカはいつから永遠の繭期を生きている事に
気づいたのかという疑問はありますが。
(リリーがファルスを拒絶した時に気づいたかなって思ったけど、
 500年前だし…その頃シルベチカがいたのか?と思うと不毛な妄想でしたw)


シルベチカが歌う事によって
ヴァンプがごく普通に憧れるだろう不死への憧れに疑問を投げかけて、
現実を見なさいと促す歌な気がします。(どっちかーつーと、シルベチカママか)

※これを象徴してるのが、カトレアのセリフに
「お化けがいたら刺激的じゃない?だって死んでもその続きがあるってことでしょ?」ってあるとこ。

この歌を幼い頃から大切にしてきたシルベチカと
記憶をリセットされる度に運命に抗い続けたリリーとが出会ったところから
徐々に時間が進み始めたのか。

だとすると、永遠の繭期は永続的に見えて、
一定のタイミングで忘れる→リセットしてまた0から始まる。
の繰り返し。
つまり本質的には続かない。


シルベチカがいう「わたしを忘れないで…」
想い出や生きた証がゼロリセットされる永遠の繭期
否定する象徴なのかもしれないし、
ファルスの手中で気づかない仲間への強い警告だったのかね。


スノウが息絶える前にリリー「忘れないでね、私がいたことを」って言うのも
リリーにこの不毛な繰り返しを止めてくれと言ってるようにも聞こえます。


繭期(=人間で言う思春期、症状が深刻な場合は隔離施設で一時を過ごす)
を迎えたとされる、ある意味特殊なメンバーが集まるサナトリウムでは
ちょっとした異変や感情の変化は「繭期の症状が重いから、自分がおかしい」
と簡単に片付けられてきたから、
ファルスも記憶を操作し易かったんだと思います。


が、


シルベチカの失踪(死)をキッカケに、
リリーが異変に気づきその異変の根拠に執着し続けた。
そんでそんなリリーへの違和感がやがて各々が違和感を感じ始める
トリガーになったのでせうか。

「自分がおかしいのではない、ここは何かおかしい」


スノウリリーの最初のやり取りにもありますよね。

「シルベチカを探してるんでしょ?」

「シルベチカを知ってるの!?」

「あなたも知ってるんでしょ」

「でも、みんな忘れてしまっているの」

「みんながあなたのことをおかしいって?じゃぁ私もおかしいのかしら」

「そんなことない!」

「じゃぁ、おかしいのはみんな?」

「…それはわからない」

「私たちは繭期で頭がおかしくなってしまったのかしら」



キャメリアもシルベチカへの強い情念に動かされた人だと思いますが、
彼の一途な想いが、シルベチカの「忘れないで…」に呼応するパワーになったり。

人間とヴァンプの混血(ダンピール)のマリーゴールドも最たる例。
生まれてこの方迫害を受け、母親にも見捨てられる。
仲間からも虐げられ自分の殻にこもっていたけれど、
リリーに救われて彼女に生きるに意味を見いだしてからは
彼女に執着するあまり、異変に敏感になったり。
(名前の由来に予言者ってあるから、特殊能力があった可能性もあるけどw)


そういう強い情念が結果的に
異変の正体を見つけてしまう力に繋がってる
気がして。


マリーゴールドの狂気じみた執着が、
リリーの違和感を増幅させて
結果的にファルスの正体にまで及んでいるし。

サントラには残念ながら入っていませんが、
名曲「秘密の花が綻ぶ」が歌われるとき。
今まで断片的すぎて気に留めなかった異変の断片ピースが
ここで一つに繋がる瞬間。

今まで現実だと思っていたものが実は夢で、
夢ならば覚めなければならないっていう
特にチェリーの石…じゃない意志が感じられる歌だと思います。

花は夢
夢は現(うつつ)
現は幻
幻は宴
宴のお開きはまもなく…

平穏無事に永遠の夢を見続けようとする紫蘭竜胆
リリーの異変にかき乱されて均衡を保てなくなり、
最終的には「みんなで楽しい夢を見る」のではなく、
現実を見てしまった輩を始末しようという強硬手段に出てしまう。


…とか、色々考えだすとキリがないんだけど、
とにかく壮絶なお話ですね。。。

見れば見るほど破滅感が増すのと同時に
どうしようもない中毒性がある世界観。

しかも、10代の少女達が演じるから
よりリアリティがあったのかもしれないですね。
(そしてそこに重なる頑張ってるあの子達への応援の気持ちと←)



嗚呼…!!!
もっと見たかった・・・・Orz


メンバーについての超個人的感想は書きたいけど、確実に偏るな(笑)

おやすみなさやしー