高校から京都に通い
大学の時に 今の夫に出逢い
いろいろありながらも結婚し 今に至ります。
普通の夫婦なら とうに離婚しているような状況を超えてきましたが
それは 表面に見えていることに過ぎません。
私たちが 誰かと出逢い いろんな体験をしている事に
偶然はありません。
住んでいる場所や 気になること。
理由もないと思っていることには 途方もなく大きな理由があるのです。
それは 私たちが 頭で認識している事とは 別の記憶の話です。
先日から
また 小さなことの繰り返しの中で 夫婦間が ぎくしゃくしていました。
敢えて
こんな時は 家族を離れて
二人で素敵な食事に行きましょう。と誘い
夫が ここはどう？と提案してくれた伏見のレストランに出かけ
ゆっくり食事をしました。
特に なにを話すでもなく
ゆっくりと時間を過ごすなかで 夫の胸のなかに なにかしら
安心がかえって来る感覚で 夜には 穏やかな空気が戻っていました。
何が起きたかは分からないけれど
小さな一個人を超えたところが場所へ誘い 必用な記憶に働きかけてくれているのだなぁ。と
感じていました。
そんな今朝
ぼんやりとテレビを見ていると 京都案内の場面が始まりました。
その画面になった時
目に見えない世界が何か教えてくれる時の感覚が私の中に広がって来ました。
京都の地で繰り返されている 歴史の傷みのフィールドにチャンネルが合い
私と夫の中の様々な時代 今回は主に京都の地に生きた様々なお互いの魂の関係性が
自分のなかに走馬灯のように再現される感覚と
今のお互いの身体で この地のあちらこちらに触れることで
その瞬間瞬間に お互いの雛形の間の関係性の赦しの機会が与えられている感覚が
やって来ました。
あの時 赦せなく 殺し合い 憎しみあい あるいは 愛し合い 守り合い 信じあい 裏切り合った
全ての体験の そのすべてを 今こそ 完全に相手事 自分事ではなく 一つのこととして
球体になり 溶けてゆくことが
そのことに 目覚め 認識できることで起きるのだという 感覚。
これは Uilitoniaのマスターティーチャー 恵子先生がずっと言っていることだ！と
改めて 意識の目覚めの凄さを再確認したのでした。
この一夫婦の魂の赦しが 京都の磁場に水紋が広がるように影響を与え
全体の大きな一つの様子が変わってゆく。
人との関わりは それぞれ こんなBig チャンスの鍵になっている。
目の前の やったやられたを存分に良かった後は
魂のフィールドで出来ることがいっぱいある。
Sachiko