ブラッコムのゲレンデからウィスラーのゲレンデまで


   いくつもの氷河を超えてトラバースする有名なルート


   昨年に続き カメラマン大竹太郎と撮影に行った。


   

     






    35km


    この時期のリスクは 日射の影響で雪崩が起こりやすい事。


    気温が上がって雪が重くなり

    
    大きな雪崩の引き金になる。


    計画段階から日中歩く事を避け

 
    夕方から早朝にかけて行動と撮影し、


    日中は安全地形にテントを張って仮眠し


    3日目には すでにシーズンクローズした


    ウィスラーゲレンデから降りるという行程。




    日本食は 山でホッと安心できる貴重な楽しみ。




      








    今回もカメラマンと2人だけなので


    カメラマンは機材30キロ





      








    私はテント類と 寝袋・マット

   
    2人分の3日間の食材を含む22キロ。





      








    2人とも背負う度に声を出さないと担げない。。。



      

    初日はブラッコムのバックカントリーにアクセスするのに


    一番近いリフトクローズギリギリに乗る予定だったはずが

 
    利用者が少ないという理由でいきなり早めのクローズになり


    リフト1本分のハイクからスタート。。。


      











   いつもゲレンデアクセスで簡単に来れる場所を 登る。。。


   翌日出発に変更も考えたけど


   自分たちの気持ち的な余裕で1本分のロスもウォーミングアップのつもりで


   ハイク。。。


   1日目夜歩けるところまで歩く予定が


   疲労困憊で  4時間の時間ロス。


   リフトに乗っていれば2時間でこれるところを


   大幅にオーバーした。




    








   日が沈むと 一気に日中緩んだ雪が固くなる。


   スプリットボードも 一歩進む足を出すときに


   ポールを2本両方刺して固定しないと足が流れる。










   滑落したら また一から登り返しと


   重い荷物と共に固いバーンに打ち付けられる事になる。


   





       


   


   


   雪崩跡を超えるルートは


   まだトラバースした跡があり スムーズに渡れた。




     
     





    それでも

    雪崩の跡を渡るのは良い気分ではない。




     




   





       月明かりでヘッドランプがなくても足下も良く見えた。


       








     一日目は 予定を遥かに超えた短距離で終えた。



     日本から楽しみに持って来た角煮の缶詰をカレーに入れて


    
     贅沢カレーライスを食べた。



     10分の1も来てない?的な不安要素をかかえて寝る。