車を到着地点のガリバルディーの駐車場に停める。
そこからは知り合いのポールにお願いをして
出発地点のエルフィンレイクの駐車場に向かう。
ハイウェイを走る中、車から見えるこれから横断する山々を見上げて
距離の遠さを実感する。
ゴールでもある ブラックタスク
ここからさらに隣町へ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140707/14/sach1tanaka/7c/b9/j/o0500050012995972439.jpg?caw=800)
駐車場には雪は全くなく
数十キロの荷物とスプリットを背負って歩く不安もあったけど
ドキドキしながらエルフィンレイクの駐車場に着くと
ぎりぎりスタート地点のトラバースの入口には茶色くなり汚れた雪があった。
一日目の目的の山小屋までは3時間。
14時出発で計算では17時には着く。
今日はスプリットに馴れてトランプでもするかな?なんて考えていた。
なかなか到着しない。
夕日もでてきて すごく焦る。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140707/14/sach1tanaka/ee/51/j/o0500033212995972448.jpg?caw=800)
ガリバルディーの山が見えてきた なぜか安心感を感じた。
山のカタチと名前も地図の目印の一つになる。
この日は 結局日が沈むギリギリで20時
山小屋に到着。。。
6時間かかってしまっていた。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140707/14/sach1tanaka/31/46/j/o0500033212995972455.jpg?caw=800)
歩いて来たルートで出会う人は少なかったのに
山小屋の前にはカラフルなテントが沢山あり
重装備なカメラマンと私が拍子抜けする若い学生達が雪で遊んでいた。
聞くと 3日間かけてスノーシューで授業の一環としてここまで来たらしい。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140707/14/sach1tanaka/9c/a5/j/o0500033212995972474.jpg?caw=800)
それでも予定より初日からだいぶ遅れがでてしまい先に不安を感じる。
雪のコンディションや天気で左右されると改めて痛感。
晴天で視界はよかったが、暑さで体力の消耗とスプリットの進む一歩が
遅くなっていた。
思ったより疲労感がでる。
一日目・・・6時間。。。明日は この2.5倍の距離だと聞かされる。。。
「 明日は15.6時間!?? 」
単純計算してしまったけど、 とりあえず3日ではなく4泊に変更しないかと
初日にして弱気な相談してしまっていた。
一日目の山小屋は バンクーバーから近い場所という事でもあり
人気でいつもは人が多いらしい。
ソーラーパネルもついていて
電気もガスも暖房もある事に驚いた。
夕飯にカレーを食べて
うなぎボーン食べて すぐに寝た。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140707/14/sach1tanaka/27/2b/j/o0500033212995972493.jpg?caw=800)
太陽が出たら明日のルートで雪崩の起きる可能性や
熱中症になる危険性もある。
日が出る前に進めるところまで行こうという事になり
早朝4時半起き。
6時を過ぎる頃には出発した。