おはようございます。
英検1級・準1級専門英語コーチの
さっこ(sacco)です。
👑英検1級・準1級コーチングプログラム
先日は、
この10月の1次試験で
6名出た合格者のうちの1人、
英作文94％で合格された方の
ご紹介をしました。
さて、そんな中で、
「やっぱり英作文高得点とらなきゃ
合格は難しいですよね？」
そんなご質問をいただきました。
結論、
別に高得点取らなくてもいいです。
たしかに私は英作文に力を
入れてますが、
それは全員に英作文で
高得点をとってもらおうと
いうことからではなく、
英語力の飛躍的UPには
ライティングをやるのが1番だと
いう理念があるからです。
英検だけに限って言えば、
英作文で高得点でなくても
他パートができれば
それで合格できます。
そのために、
「足を引っ張らない程度に
英作文スコアを上げる」
これもまた戦略です。
英作文は高得点がとれれば
影響がでかいと言われ、
たしかにその通りなのですが、
だからと言ってもともと
英作文が大の苦手な人が
準1級15/16や1級30/32などを
とろうと意気込むのは
疲れてしまうと思います。
そこで、
今回合格した中で、
今日はEさんのご紹介をします。
Eさんは英作文が大の苦手、
という段階でもなく
「書いたことが人生で
一度もない」という状況でした。
書かせてみると、
短い簡単な文章も
まともに英語にできない、
そんな状態でした。
それが、今回準1級に見事合格。
英作文は12/16でした。
そしてこれは私の狙い通りです。
彼女は、
最初の段階では
準1級の英作文8点もとれない
のではないか、
そんな状態でした。
さすがに点がないってことは
ないにしても、
かなり低い1桁になる、
そう思わせる内容だったんです。
そしてそれを3か月で
しっかりとトレーニング。
英作文を出さなかった日はなかった
彼女は、最後の数週間で
みるみる普通の文を書けるように
なったんです。
それを見て、私は
「もしかしていけるのでは？」
と思ったのです。
今回の狙いは12点。
他パートが7割ほどとれていたので、
英作文12で合格できると
踏みました。
「12とれたら大成功だから。
12目指してやってきてください」
そう送り出しました。
そして見事狙い通りのスコアをとれた。
彼女のように
英作文が未知の人が、
普通に文を書くことができない
レベル感からスタートする人が、
たった3か月という期間で
いきなり高得点を狙うなんて
現実的じゃない。
それよりも、
他パートとのバランスをみながら
英作文で何点狙うか
私が決めます。
これをいつもしていますが、
今回も、ドンピシャ！な結果。
結論を言います。
英作文をやったことのない人や
苦手意識の強い人に
「英作文で高得点を！！」
というのは違うと思っています。
英検は他とのバランスが大事なので、
英作文でなければ何ができるのか、
そして英作文が大きく足を
引っ張らないためには
英作文で何点をとればいいのか、
この辺りを私の方で
各生徒さん毎に毎回かならず
考えて戦略を決め、
そのうえで指導を行っています。
これが高い合格率の秘訣です。
（自分で言うのもなんですが）
英作文はたしかに得点パワーある。
でも、そこが圧倒的にできない人に
それだけを求めるのは違うので。
個々の「できるところ」は
どこか、プラスにまず目を向ける。
ここからしかいい結果って出せないし、
プラスを見るのは
コーチングの基本だと思います。
もちろん、
いずれの場合も
元のライティングよりは
ググッと上げるのに
違いはないのですが。
したがって、
毎回私のところでは、
「英作文突き抜け組」と
「バランス組」の
2つの勝ちパターンが存在します＾＾
英作文が大の苦手でも
臆することはありません。
戦略で勝てますので！
英作文が苦手な人や
嫌いな人、
でも英検合格ってできるの？
そう思っている人の
参考になれば幸いです。
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