
Marie-Antoinette ;
Mousseline, c’est Louis Charles .
Notre chou d’amour .
1785年3月27日朝の7時半に
Antoinette は3番目の子を産みました。
元気満々の男の子です。

妊娠中はその大きなお腹から、
双子じゃないかと思われて、
産着などの用意を
2人分していた側近もいました。
赤ちゃんはPolignac夫人が受け取り、
感激して涙を流しました。
今回の出産も
最初とは違って
大勢の人が招かれることはなく、
見物人はいませんでした。
Antoinette自身も体調がよく、
夜にはLamballe 夫人と
夕食をともにしました。
世間では王妃の人気が
落ちてきていて、
本当に王の子なのか?
と疑うような小冊子も出回り、
いわれのない誹謗中傷があったようです。
とはいえ、
Antoinette自身は
2人目の男の子が
元気満々なことに
ほっとしていたことでしょう。










Allors, on va étudier !
今回はあえて日本語訳をつけませんでした。
なんとなく意味が分かるのではないでしょうか?
日本語にしにくいというのも理由です。
Mousseline, c’est Louis Charles .
Mousseline モスリン(薄い布 ふわふわのクリーム)
Antoinetteが
長女のMarie-Thérèseに
付けていたあだ名です。
単語の意味よりも
たぶん発音した時の音が
かわいいということだと思います。
これをこのまま
日本語に訳してしまうと、
雰囲気が出ない気がします…。
ふわふわちゃん、とか、ふわりん、
とか言ってもいいかもしれません…。
Marie-Thérèseのイメージなんでしょうね…。
c’est Louis- Charles ルイ・シャルルですよ
この表現はもうすでに何度も出てきましたね。
c’est ~ これ/それ/あれ は~です
人の紹介にも使えます
Notre chou d’amour 私たちの愛のキャベツ
Notre ~ 私たちの~
chou キャベツ
d’amour 愛の
d’~ 母音ではじまる単語が
続いているので省略されていますね
de ~ ~の
chou d’amourもAntoinetteが付けたあだ名で、
生まれたばかりのLouis-Charlesを
そう呼びました。
これも日本語にしてしまうと
ピンと来ないので、
発音した音が
Louis-Charlesの雰囲気に
ぴったりだったのでしょうね。
昔、キャベツ人形と言う
赤ちゃんのお人形が
流行ったことがあるのですが、
その時もどうして
キャベツなんだろう?
と思いました…。
今でもキャベツがかわいいとは
思いませんが、おそらく、
発音の音がかわいい感じがするのだと思います…。
ちなみに、
長男のLouis-Josephのことは
何と呼んでいたのでしょう?
私の手元の資料には
あいにく書いてありません。
想像ですが、
Louis-Josephは王太子でもあるので、
幼いとはいえその称号に敬意を示して
あだ名で呼ぶことはしなかったのかも…
と思っています。
でもどこかに記録があるかもしれないので、
分かりませんが…。。










Bon, 今回は「~の」を復習しましょう。
Notre chou d’amour
私たちの愛のキャベツ(キャベツちゃん)
というところです。
以前出てきたのは
7.~屈辱的なフンランス語 で詳しくやりましたね。
Il y a bien du monde aujourd’hui à Versailles .
Ce n’est pas ma volonté .
今日はヴェルサイユには大勢の人がいますわね。
これは私の意志ではありません。
2.の両親の紹介のところでも…
C’est ma mère .
これは私の母です。
Mon père est très gentil.
私の父はとてもやさしいです。
と言う文をやりました。
また、4.の夫としたかもしれない~で
クリスマスプレゼントをもらった絵の説明のところでは、
C’est un tableau de ma famille .
これは私の家族の絵です。
と、ありました。
まとめてみると…
私の~
mon 男性名詞
ma 女性名詞
mes 複数 ~s
君の~
ton 男性名詞
ta 女性名詞
tes 複数 ~s
彼/彼女の~
son 男性名詞
sa 女性名詞
ses 複数 ~s
私たちの~
notre 男性名詞&女性名詞
nos 複数 ~s
あなたたちの~
votre 男性名詞&女性名詞
vos 複数 ~s
彼ら/彼女らの~
leur 男性名詞&女性名詞
leurs 複数 ~s
覚えていましたか?
と、いうことで、今回出てきた
Notre chou d’amour
は「私たちの~ notre」
でした。
では、またAntoinetteたちが言ったら復習しましょう。
À bientôt !
参考文献
A・フレイザー「マリー・アントワネット」ハヤカワ文庫
B;ヴァンサン「ルイ16世」 祥伝社
H . DELALEX 他 「Marie-Antoinette」 CHÉNE
森本英雄他「新・リュミエール」