テレビに出てた医師は
化膿性汗腺炎をわかっているから
皮膚科に来てくださいって
いうけど
わたしの場合
勇気出して市民病院の皮膚科に行ったのに
陰部は診ませんって
感じだし
開業医の婦人科から
県立病院の外科系で
診てもらってくださいって
紹介状出しても
婦人科に回されて
太ってるから
運動不足だからできるんだ
って言われて
終わり
専門家にたどり着かない
抗生剤飲むと下痢するから
整腸剤欲しいと言っても
下痢と出来物
どっちが辛いんだ
下痢くらい我慢しろと言わんばかり
そして
抗生剤飲むと逆に
悪化して
どんどん化膿して
痛いから処置してと頼んでも
繰り返すだけ意味がないと
やっと
親切な皮膚科の開業医に出会え
ひどいときは排膿してくれたし
手術のために
形成外科へもちゃんと紹介してくれた
紹介された形成外科も
とてもよく診てくれた
わたしの持病のことも気にしてくれて
リウマチ科の主治医にも
ちゃんとコンサルしてくれた
ちなみに
親切な皮膚科も
形成外科も
弘前大学出身ではない
わたしとことん
弘前大学の医者とは
相性が悪いのだ
手術自体は成功だが
病気の性質上
再発を繰り返すから
東京のリウマチ科の主治医が
皮膚科の名医を紹介してくれた
ヒュミラが保険適用になった
おかげで
今の治療に結び付いた
正直青森で治療してたら
悪化しまくっただろう
いい医者みたことない
青森でも
東京や北海道で診療してた
医師に診てもらったから
良かったのだと思う
まともな医師は
ちゃんと紹介状を書くし
コンサルするのだ
うちは診ない
他に行ってくれ
一生治らない
って言いっぱなしにしない
化膿性汗腺炎は
認知度も低い
診断治療に結び付くまで
平均7年というから
わたしは3年くらいなので
ラッキーだったのかも
とはいえ
10箇所手術し
身体中黒ずんだ跡がたくさんある
首やデコルテにも
ひとに見えてしまうところにまで
できているので
ストレスではある
高額療養費で助けられてはいるものの
治療費に
通院のための交通費もかかる
見た目も悪いし
痛みも伴う
診断がつく前は
太ってるから運動不足だから
汚くしてるからと
医師に言われて
受診のたび傷ついた
ほんと変な病気にかかったもんだ
離婚した父親が
よくおしりに出来物ができていたらしい
生理用ナプキンを当てていた
ことがあったらしく
再婚した家族から笑われていた
たぶん奴も化膿性汗腺炎の
可能性があっただろう
きっと遺伝なのだと思う
育てもしないで
棄てたくせに
余計なもの遺伝させやがって
にしても
わたしの病気は
すべて東京の医師が主治医
青森に住んでる意味ある?
やっぱり医療は都会だよな
診断治療能力も高いが
ホスピタリティーも高い
こんな未来になるって
わかってたら
東京に残ってたのに
いやでも
東京で一人では生きられなかったか
実家だから生活できているわけで
ま、わたしはラッキーだけど
たまに人間いのちは平等ではないよなと
感じることはある