安全に登山をするうえで

体をぬらさないということはとても大事です

濡れた体でいると体温を奪われ

真夏でも低体温症になってしまう恐れがあるからです

 

体を濡らす原因は2つ

雨 雪 などの外因的なもの

自分の汗という内因的なもの

雨や雪などに対してはレインウエアで

汗に対してはドライレイヤー+ベースレイヤーで対応します

今日 白木山山頂から 四国の山々まで見えました 寒かった 

 

レインウエアは平たく言えば合羽です

ただビニール合羽やゴム引きの合羽と比べると高機能で高価です

外からの水分をシャットアウトし

中からの水蒸気は通過させる

マジックのような機能を持たせると高価にもなりますよね

 

透湿防水性、重さ、嵩、値段など

ワークマンの山用透湿防水のあるレインウエアから

メーカーの最新モデルまで

折り合いの付け所は登山スタイルによって違うと思いますが

必ず入手して登山の際には持っていきましょう

雨だけでなく風も防いでくれるので

天候悪化やビバークの時には防寒着としても役に立ちます

使わなくても持って登らなくてはいけない装備です

登山を継続的に楽しもうを思われたなら早めに購入しましょう

 

ドライレイヤーは汗を肌から素早く離しベースレイヤーに移す 蒸発させる

ベースレイヤーは汗を吸収し素早く乾かす

という目的があります

私が学生の頃(40年前)にはなくて

普通のブラとコットンのTシャツで汗冷えしていたものです

(ドライレイヤーにはブラタンクトップのがあってお薦めです)

登山を再開してしみじみ登山も科学されたんだなと思いました

汗離れがいいと快適だし安全です

特に寒い時期濡れた衣類は冷えの原因です

 

先程のレインウエアですが

内部の汗が水蒸気になっていないと外に抜けていかないので

中を整えておかないと性能が無駄になってしまいます

そういう意味ではドライレイヤー&ベースレイヤーあっての

透湿性と言えるかもしれません

 

ザックやアウターや小物にお金を掛けがちですが

滅多に使わなくても見えなくても

命に係わる大事な

レインウエアとベースレイヤーとドライレイヤー

ここをまず購入してほしいです