累積標高は、大会公式発表で2,529m。

ちょうど40km、一番高い所がコース最高地点の1,010mです。

去年はここでヒィヒィ言っておりましたねぇ〜。

今年はニヤリ「あらもう着いちゃった」くらいの感覚。左矢印ほんまかいな。

 

 

60kmから始まる千光寺への急登と108段階段も、その後のことを考えたらまだ元気だった。

ぜいぜい言いながらも、あの赤い山門を実際に見たかったし、そう思える気持ちの余裕があった。

実際に山門前に辿り着いて、写真を撮ったあと登った108段の階段は、それまで登ってきた激坂に比べるとあっという間に終わって、拍子抜けしたくらい。

 

 
かなりビビっていた階段ですが....それまでがキツすぎてむしろ楽に感じたほど。
 

 

ただ、千光寺を出てもまだしばらく登りは続いて。

ピークを超えた後の急勾配な下りで、これまでと同じようには走れなくなっていることに気づきました。そこまでは下りなら速いラップで5分台も出ていたのですが、7分かかってしまうのです。

 

 

登りは歩いても問題ないけど、下りと平地で走れなくなったら、制限時間内にゴールすることはできない。

それが分かっていたから、ここで初めて少し焦りを感じました。

チュー「7分/kmでいいから走れ、歩いたらダメだ」って。

 

 

80kmから始まるラスボス坂では、1ミリも走る足は残っていませんでした。

約10kmずーっと登りですから、10kmを歩き倒したことになります。

ピーク以外は、普段なら走れる緩めの坂なんですよ。

ただとにかく長い。延々、延々と、ダラダラ、ダラダラと続く。

途中で「あと少し!!最後の坂です!!」って応援してくれている地元の人たちがいて、”あと少し”を信じてせっせと歩いたのに、ぜんっぜん終わりが見えてこないの。

 

 

少しの焦りが、大きな焦りに変わっていました。

第5関門(93km)には、17時50分までに着かなければいけない。

何度も何度も、ガーミンで残り時間を確認して。

第3関門(57km)では1時間、第4関門(74km)では40分の余裕があったから「このままいけば大丈夫〜ルンルン」なんて口笛吹いていたのに。

第5関門に着いた時は「あと6分!!と叫ぶスタッフさんの声が響いていました。

 

 
70km以降のラップがガクッと落ちています。
 

 

ゴールまで、あと7km。

制限時間の14時間までは、あと1時間6分です。

 

 
犬「坂も階段も無理」左矢印短足犬
 
 
 

 TODAY'S
 
ランナーめし#290

大会前日の夜ご飯@みづの荘。飛騨牛のしゃぶしゃぶ、朴葉ずし、天ぷら、煮魚など。
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

下矢印下矢印下矢印「いいね!」と思ったらポチッとお願いします。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ シンガポール情報へにほんブログ村