付き合ってるわけでもないのに


毎日メールをしたリ 電話をしたリ


こんな変な関係が続くわけがなくて







分かっていたけど・・


この頃の


紗妃の心を支えてくれてたのは


だったから


居なくなったらだめになるって


のこと本気で心友だと思い込んでた。







A型の悪い癖。


思い込みが激しくて


周りにどうこういわれても


なかなか自分の考えを曲げられない。







「思わせぶリな態度はだめだよ」


って言ってくれた子もいたよ


でも紗妃たちは心友なんだから・・


って聞く耳も持たなくて。








「いい加減シン君諦めて


この際 雅にしとけばいいじゃん」


って言ってくれた子もいたよ


でも紗妃たちは心友なんだから・・


って変わることを拒んだの。







でもそんな考えも


全部崩してくれたのは


の決意と、友達の言葉だった。











紗妃たちに


3度目の修羅場がやってきた。


今までの修羅場と違って










『明日 JRの駅で話会おう』











は本気で離れること決意してた


今度こそ本気なんだ・・って


正直焦った。

大切なものを失くすことが


こんなに怖いことなんだって


誰かに話さずにはいられなかった。










勇気を出して友達に


話してみたんだ。


みんな付き合ってないのに


前から「ふたリはお似合いだね」って


ちゃかすから言いにくかったけど









・・・って言われて・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・で今日話し合うんだ




って全て話したら










「紗妃はこのまま雅と離れて


本当に後悔しない?


一緒に居たいと想ってるうちは


なにがあっても離れちゃだめなんだよ。


自分の気持ち伝えなくちゃ


・・ね?それが好きって気持ちだよ。」













紗妃逃げてたんだ。


また誰かを好きになって


シン君のときみたいに傷付くのが怖くて


本当の気持ち 気付かないふリしてた。


紗妃気付いたんだ。









































あたしは雅がスキだって。


伝えよう。


自分の気持ちをに。

















駅に向かう足取りは軽かった。


無意識に走ってた。


大好きなのもとへ・・