⑤この公演も大千穐楽。最後にどんな話をしようと思っていたところ、昼前にマギーさんからラインが入りまして。「感動で締めようと思っているでしょうが、そうはいきません。このお題でいってください。“これ言ったらガッカリするかも知れないけどギリギリ笑える裏話ベスト5!”ガッカリと笑いの際どさを狙う緊張感を楽しんで」との事。私、先輩の言う事は断れないので。では第5位!私は袖からこの舞台に上がる時、必ずチ○ポジを直してました。さあ、それでは第4位の発表です!

④ライビュって時間制限ないんですか?大千秋楽ということで感動の話をしたかった。でもこれから第4位を言わなきゃならない。私が4位だと決められているのも腹が立つが、1位の人はもっと嫌だと思う。では第4位、言うか迷っていましたが…switchなどで読まれた人もいるでしょう、稽古中に私は肉離れを起こしまして。医者からは舞台には立てないと言われましたが、立つしかない。設定を「負傷兵」とか「古傷を負っている」にする等の案が出ましたが、ふくらはぎの肉離れというのは、伸びたときは痛いが踵が上がっていると痛くない。なので、初日からシークレットブーツを履いていました。ところが初日の感想に余りにも「洋ちゃん足長い!」とあったもので、治っても踵を戻すことができず、ずっと脱げませんでした!(最初10cm→5cm)

③今のは1位でもおかしくない話でしたが。長い公演中「手榴弾の呪い」というのがありました。まず初日に安田が投げた手榴弾がセットにあたって客席へ。他にも落とした日があり、その時は客席に降りてそこから投げました。5人に一個ずつ手渡す時に、僕の所で3個なければいけないのに1個少なくて、最後に手渡す段取りの大泉がどうするのか面白くて。そのあたりの顛末はDVDの副音声で!そして極めつけはリーダーが手榴弾を取り落とし、ローリングストーンのように落ちる寸前に。慌てて拾いに行き、また立ち位置へ戻るという…笑うしかなかったですね。そんな手榴弾の呪いを3位にさせていただきます。
公演の最初のうちは、名言おじさんとして偉人の名言を紹介していましたが、最終日に名言おじさん復活で締めたいと思います。ある偉大な喜劇役者の名言「私の最高傑作は、次回作だ。チャールズ・チャップリン」

②…うん。今日は大千秋楽です。今日はもうずっとこれが夢なんじゃないかと。目が覚めたらまた千秋楽で…って、ずっと夢なんじゃないかと思ってました。第2位ですか…

①抑え目に。

②抑え目にね。大体この公演にマギーさん関係ないのになんで言うこと聞くの。5位、チ○ポジ…許しましょう。4位シークレットブーツ…許しません。どんだけ迷惑かかったと思ってんだ!3位手榴弾…素晴らしかった、仰るとおり。では第2位。私この公演中にウ○コちびりました(「漏らした」よりは軽めの表現だそうで)
ずっとお水(みたいな便)で、ドラマ撮りながら2ステやってニンニク注射打って夜また撮影で。「行くぞ!」って踏ん張ったらバッ!て。決してネットニュースなどには書かぬよう…。

①(大拍手の後)芝居の拍手より大きいじゃないですか。音尾!お前はよその演出家より、うちの演出家のことを聞け!そして俺だってお前の先輩だ!戸次。お前の話、俺が言いたかった!

③言ったモン勝ちなんで

①まあ…色々あるんですけど…私も実は漏らしたことがあります。

④だめじゃん、ワンツー

①もう色んな筋肉が緩んでるんです。たまにアクシデントがあります。東京ではホテルに20泊21日でパンツは多めに持ってきています。持ってきた時より持って帰るのは1枚減っていますが、妻も気づかないと思います。

④あの話すればいいじゃん。今日ずっとチャック開いてたって

 

③マジ?

 

 

①チャックが開いてまして。ACTシアターの方は距離があるので気がつかなかったかもですが、ライビュのお客さんにはもしかしたらご迷惑を…。
あと冒頭のシーンで、私の持っている小銃の先が取れたんです。でもその後は撃たないんでそのままでも良かったんですが、さすがウチのサブリーダー拾って渡してくれて。

②ほぼ条件反射さ。あ、落ちた、拾った、ハイ。

①演劇というのはライブなんです…。この物語は73年前の史実で、この戦車も花畑も現存します。10年前にその写真を偶然ネットで見て、そこから構想を広げました。私たちの役はフィクションですが、この戦いが北海道を守ってくれたのは事実です。
私は、最高傑作は本作だと思っていますが、また次回作も楽しみにしていてください。また劇場でお会いしましょう。

トリプルカテコ
舞台上には「WE LOVE TEAM NACS …本当です」の大きな看板
客席全員がチングルマの白い花(スタッフからのサプライズ)を振ってスタオベ。

 

ついに完走!皆さんお疲れ様でした!!