⑤えーそれでは、他愛もない話をします。僕は今日、妻が仕事だというのでもうすぐ1歳になる娘と一緒にいました。朝起きて、彼女のペースでご飯を食べ、時間がかかり、ウンチを片付け、臭い臭い!なんて言いながらね、落ち着いたなと思って録画していた釣り番組を再生したら何語か分からない言語で話しかけられてまったく内容が入って来ず、かと思うと今度はウェットティッシュを全部引っこ抜いてたり、そうこうしてたらお昼の時間になり、また彼女のペースでご飯を食べ、気づいたら夕方になり、今ここにいます。奥さんというのはとても大変だなとつくづく思いました。そんな他愛もない話です。彼らも僕の話を聞いてなにかインスピレーションを受けたことでしょう。期待しましょう。

 

④いつの頃からか僕たちの舞台では、他愛もない話をするカーテンコールがつきものになりました。そして皆さんそれを楽しみにしてくださる。では、私の他愛もない話です。私は今日、5月に公開される映画「恋は雨上がりのように」の番宣をしておりました。小松菜奈ちゃんに恋をされるしがないファミレス店長役で。原作がある作品は、原作ファンからの、さまざまな反応があるものですが、それを払拭するのに1番良いのは原作者が「ぴったりだ」と言う事です。私は今日原作者の方と対談をしまして、どうしても「大泉さんピッタリです!」という言葉を引き出したかった。なのに眉月じゅん先生は「大泉さんピッタリではないです」と。ソレ絶対言っちゃいけない!その後「そう思ったけど演じられてる大泉さんを観て、もう大泉さんしか考えられないと思いました」とは言ってくださいましたけど、遅い。これでまたネットなどで批判が出る。残念でならない。そんな、他愛もない話です。

 

③「恋は雨上がりのように」、実は僕も出てます。大泉さんとの撮影の時、眉月先生が来てくださいまして。開口一番僕を見て言いましたね。「ちひろなんですけど!まんまちひろなんですけど!」と。(大泉が睨む) さて。他愛もない話ですが。インスピレーションで、子どもの話かなと。息子が1歳半になりまして。移動手段はダッシュです。家の中でも外でもとにかくダッシュしてます。世の親たちは喜ぶんでしょうけど、僕は少し寂しく感じています。成長するたびに、あのサイズ、あの動きはもうしないんだな、と。大きくなることが少し寂しいです。特にそれを感じたのが大阪公演でした。僕は彼が生まれてから10日以上家を空けたことがなかったんですが、大阪公演で11日家を空けました。帰ってきたら彼は積み木を積んでいました。大阪に行く前の彼は積み木は口の中に入れるものと認識していたはずです。それを、積むものと理解し、積む喜びを覚え、崩れる哀しみを覚えていました。そんな生命体になっていました。子供ができて、演じることは体験に勝ることはないなと感じる日々です。彼に感謝しています。あと11ステージ。最後まで頑張ります。

 

②黙っていましたが実はわたしも「恋は雨上がりのように」…出ておりません。

 

④びっくりしたぁ…出てるのかと思った…焦った…

 

② 大泉さんの気持ち、分かります。原作もの、私は「愛しのアイリーン」という映画の、主人公・岩男役で出させていただきます。彼はわたしより20cm身長が高く、ち○こも大きな男です。似ても似つかない。でもわたしは言いたい!似てないことは百も承知!批判もわかる!だが、それも分かった上で話を受けた私たちの勝ちではないのか!大切なのはここ(ハート)であーる!…ちなみに私は、原作者の新井先生に「安田さん、岩男ピッタリです」と言っていただきましたがね!

去年の秋から犬を飼い始めまして。私が帰って行くと舌を出して寄ってくるんですね。そしておしっこ漏らします。私は正直にいうとね、早く寝たい。でも犬がね、顔を舐めてくる。やめてくれない。そのあとね、お腹を見せる。撫でろと。撫でてやる。ワンちゃん可愛くてね、明日も朝早いんだけどな、と思いながら結局20分ぐらい撫でてやる時間ができました。娘の情操教育のために飼い始めたんですがね、私が教育されてます。人間の心が分かりました。

 

①私の息子たちは8歳と6歳になりました。私がいない間、雪かきをこなしてくれるまでに逞しく成長してくれています。どれだけ私が居なくて寂しがっているかと思いきやそんなに寂しがってないみたいでね。寂しいのはわたしばかり!下の子は幼稚園を卒園しまして、ランドセルを背負って小学校に通うシミュレーションをしているそうです。卒園式はどうだった?ランドセルはどうだ?と妻にメールしましたが2、3日既読スルーが続きました。4月2日に家に帰りますが、我が家にわたしの居場所があることを祈ります。