どしゃ降りの梅雨 | 田舎の修理屋さんのブログ

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自動車の修理屋です。大分県玖珠町でやってますよ。

梅雨っぽい一週間が終わり、梅雨っぽくない一週間が流れて、よくわからない日々になっています。今年もしとしと雨の梅雨ではなさそうですね滝汗

下り坂に停めてたら、後ろだけ車高が上がっちまった。
と連絡が入り。セルシオを預かりました。

トヨタ セルシオ UFC31 エアサス修理

さすがセルシオ、装備がいいですね。
あんまりエアサスなぞ扱わないので、いろいろ考えながら作業です。一先ず預かって平地に置いてみます。なんだか戻ったような戻ってないような。

次の日、車高下がってました!

じゃあ、まあ様子見てもらおうかなとエンジンをかけて動こうとすると。おや?また車高が上がってるでないの。そうですよね。勝手には治らないです。

てなわけで、ちゃんと診断していきます。コンピュータ診断機にて故障箇所を確認しますが、特に故障コードは入っておりません。

エアサスなんで車高のセンサーがついておりますので、診断機で見れるかな?と確認すると。ちゃんと見れますね。

整備書によると基準値は20mmらしいですが、全然違うの。結構下げてる。

ともあれ、時間と予算の都合上、問題点の解決を優先させます。リヤの右側のセンサーの値が


暴れております


他はあまり変化がないのに





そんな感じで右後ろのハイトセンサー


外しまして


整備書の通りに診断致します。
乾電池を3本直列に繋ぎまして、電源4.5Vをセンサーに加えます。信号端子からの電圧を標準(0°)高い(45°)低い(-45°)で計測します。
0°で2.25V(基準値)
計測値1.909V


もう一回、0°!
計測値1.235V!
もうバラバラ


お次は-45°で0.5V(基準値)
計測値0.577V


最後に45°で4.1V(基準値)
計測値3.58V


ちょっとずつずれてますね。このあと数回計測をしましたが、計測する度に値が変わります。どうやらハイトセンサーの故障で間違いなさそうですね~。


まだ、続きます。