私が担当する地域の保険者では、介護保険の新規申請をする際にケアマネジャーの依頼もすることが通常です。

すぐに介護保険のサービスを必要としないとか、何かしらの理由があってケアマネジャーの依頼が後からになる場合もあります。


まず、どこのケアマネジャー事業所にするかと言われても、なかなか決められるものではないかも知れません。

事業所に所属するケアマネジャーの人数の違い、
それに伴う受け入れ可能人数の違い、
自宅からの距離、人柄、経験、
もしかしたらケアマネジャーの年齢というのも、
今後の生活を支えてもらう上で考えておく方が良いのかも知れません。


私個人の意見としては、その中でも重要なのは、
自宅から事業所の距離が近いとか、
同じ生活圏域内にあるということかなと感じています。

ケアマネジャーは困った時に飛んできてくれるなんでも屋ではありません。

それでも、予定外の緊急時には頼りになる存在だと思います。その際にフットワークが軽いのは物理的に近いことも重要です。

生活園域が同じであれば介護保険外で使えるサービスの情報を持っている可能性もあります。



ただ、距離の近さよりもさらに重要なのは、心理的な距離感の近さかも知れません。

元から知っている人、
以前関わってもらった人、
知り合いの口コミなど、
初めましての緊張感から解放されて、
最初からお互いに良い関係での関わりをスタートできるかも知れませんね。


まずは担当になった人に自分の想いを話せるかどうか、
話を聞いてもらえそうかどうか、
ここがクリアできれば、
ほとんどの問題は解決出来たも同然(とまでは行きませんが…)かも知れません。