最近、レトロなクルマの曲線が、好ましく思えるようになりました。
1950年代のヨーロッパ車のような、もっと簡単に言えば、魔女の宅急便に出てくるような、丸っこいクルマや、クジラのようなクルマです。
具体的には、最近ルパンのクルマということで有名なフィアット500の旧型、同じくカリオストロの城で、クラリスが脱走に使ったシトロエン2CVなど、かわいいクルマ。
それにポルシェ356や、ファーザー・ブラウンに出てくるような曲線的なカタチのクルマ等々。
そう考えて、はたと気づけば、今乗っているクルマは、それなりに曲線的。
このアルミホイール。スポークが少し曲がっていて、ホイールの車軸あたりが少しふくらんでいるような形状。
なんかクモの足みたい( ̄◇ ̄;)。
また、シート後方のバルクヘッドからロールバーあたりの造形。
幌の形状と、その周辺の樹脂パーツも、なんとなく曲線的。
シートの複雑な起伏も、なんとなく艶かしさあり。
でも、ちょっと違うというか、もっとグラマラスな曲面がイイんですよね。
ポルシェ911のリアビューのような。
こんなの。
リアル50年代のクルマは、自分で修理できないと乗れません。
かと言って、ニュービートルやニューフィアット500のような、非オリジナルの造形は、やはり似て非なるものとしかおもえない。
これは、少し前の911に乗るしかないかなと、またも煩悩の堂々めぐりに突入しそう。
ピニンファリーナのデザイン、しかも古めのが、いいですよね。
(^_^)☆