細野晴臣ショー | sabのゆったり茶館

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Roland のJUNO-6 を弾いている、このジイさんはだれ?




こちらの、アクの強いジイさんを見ると分かりますよね。


というか、右上に黄色で書いてありますね。



細野晴臣さん。



イエローマジック・ショーの一場面です。





つまり、最初のジイさんは坂本龍一さん、ということです。






昨晩深夜、何気なくテレビを見ていたら、NHKでイエローマジックショー2を、続けて3を再放送していました。






今年初めに相次いで亡くなった、高橋幸宏さん、教授が出ている。



ということで、思わず見てしまいました。




眠気に勝てず、3は録画してまだ見てませんが。





りえママと水原希子娘の無茶ぶりで、ライディーンを演奏する3人。




この後、おげんさんとセッションしたり、コタツでよもやま話をしたり。




特に、細野、髙橋が学生時代からの友人で、ティンパンアレイの後に、新しい音楽ユニットを構想するにあたり、坂本龍一が推薦され、YMOを結成したらしいですが、坂本がバンド経験がなかったこと、人見知りだったことなどで、なかなかすぐには進まなかった、というような話が興味深かったです。




坂本龍一は、かなりの編曲やスタジオミュージシャンとしての経験がありながら、78年のYMOがバンド初めて、というのが意外。




その後、面白いようにヒットしたYMOながら、リーダー細野と坂本が方向性の違いから不仲になり、ポップス路線とニューウェイブ・音楽性路線の間を行き来した軌跡を考えると、こんな番組ができるほど、晩年には彼らも温和になったのねと、これまた感慨深い。








今やひとりになってしまったので、細野晴臣ショーなんでしょうけど、イエローマジックショー自体も、ずいぶん前のことになってしまったのですね。






前衛的な音楽に対する評価、お笑いやポップスなどのエンタメ評価、いろいろあるのでしょうが、どれだけ評価されても、こうしたビデオでしかもう見ることはできません。





同時代を生き、享受できることの幸せを、改めて感じさせられます。




(^_^)☆