サラメシ再放送が、ようやく木曜の昼に戻ってきました。
ウクライナ関連国際ニュース枠が、NHK総合昼の番組にしばらく入っていたので、数カ月ぶりに昼の放送を見たことになります。
別に昼見なくても、夜の本放送を見れば良いのですが、その時間帯は仕事、残業で見られず。
かと言って、録画するほどの執着もなし。
要するにお昼に、のんびりとサラメシが見られるシチュエーションが重要なのです。
しかも、毎回やるわけではない「あの人も昼を食べた」という、物故者コーナー。(初めは毎回やってたのですが、ネタが尽きたのか。)
水曜2355の仮説BAR同様、ワタシにとっては、貴重この上ない、くつろぎタイムなのです。
BGMと中井貴一の語り口調が変わり、穏やかな回想ムードになります。
(調べてみると、The Pied Pipers という戦前のジャズコーラスグループの、Dream という曲だそう。ハーメルンの笛吹き、ですね。)
この日は、ワダ・エミさんの、お昼。
数々の黒澤映画で衣装デザインを担当し、次第に有名に。
特に「乱」の赤は、印象的でしたね。
チャン・イーモーの「HERO 英雄」も、ワダさんの衣裳デザインとは知りませんでした。
そういえば、リー・リンジエ(ジェット・リー)の後ろの赤は、「乱」に似てるかも。
日本の時代劇なら、伝統的なデザインか、新しい翻案意匠か何となく分かりますが、中国ものは時代考証がむずかしい。
香港映画の影響なのか、毛先をザンバラに出す髪型が見られますが、近代以前でザンバラ髪は、死装束か、蛮族の風習と決まっていたのではないかと思います。男女関係なしね。
で、ワダさんのお昼ですが、カラダに良さそうな、野菜中心の日替わり定食メニュー。
以前、勤務先近くにこれに近い定食屋さんがあったのですが、閉店してしまいました。
コロナ以前から、店主ご夫妻がご高齢で、しんどいとこぼしておられたので、仕方ないですね。
健康的で、人にも自然にも優しい、食事がしたいです。
亡くなった方を振り返る行為は、未来へとつながる学びやヒントがないと、ただのトシヨリのむかし話になってしまいます。
それでも、人生の大半が過去になり、未来が数えられるようになると、そうした回顧、懐古に耽りたくなる。
ま、ジジイの特徴だね。
ワダさんのように、ずっと若々しく仕事できるのは、とても素晴らしいことです。
あらまほしきもの、かくありたきものは、若々しき精神かな!
(^_^)☆