ひょうたん型 | sabのゆったり茶館

sabのゆったり茶館

sab の日常を、ゆったりつづります。お茶うけに、お気軽にお立ち寄りください。

お弁当会議の季節です(わが社だけです(^。^))。

セブンさんに、京風弁当は御飯の形がひょうたん型、と指摘されてから気にしていると、確かにひょうたん型が多いような。


{392C0A6D-EC45-47B5-BFDE-0A1818737B2F}
店名わすれました。


{F00E88CD-DAA2-468E-8E23-9FC05BC09175}
うお庄。


{7980B78B-C5BF-428A-A69F-86070745C4AA}
銀福。


今回は、偶然でしょうが三日ともひょうたん型。


ひょうたん型以外は、鼓型、俵型(おにぎり型)、四角型があったような気がします。

でも確かにひょうたん型は多いように思います。





瓢箪は、瓢瓠(ひょうこ)、胡盧(ころ、葫盧壺盧)とも表記し、日本語ではひさご ふくべ とも呼ばれる、東アジアではたいへんなじみ深い植物、器物です。


水や酒等の容器としてポピュラーだっただけではなく、その独特の形から、様々な文化的イマジネーションが生じています。


特に「後漢書」の費長房伝に出てくる、瓢箪の中の別世界、壺中天の説話は有名です。

瓢箪の狭い口をくぐり抜けると別世界、のイメージは、桃源郷の故事とも重なり、中国の庭園や四阿建築のモチーフとして生きています。


狭い通路が産道をくぐり抜けるイメージで、出産、再生の表象だったりします。

琉球や福建の古墳のようなお墓も、出入り口の曲線が不思議な形状なのは、産婦の体形のイメージでしょう。

これも瓢箪の曲線と、胎内のイメージに重なります。



ヒョウタンは、実は高度に洗練されたイメージの造形なのか?



手塚治虫のヒョウタンツギを、どうしても思い出してしまいますが。









(^_^)☆