いつの間にか３月
本当に日々が流れるように過ぎていき
また齢を取る
術後丸４年がもうそろそろ
そんな時ほとんど同じ治療をしていた方のブログで
（その方の方が半年早いペースで治療）
なるほど～と思いながらかなりチェックしていた
その方は私より年下でお子さんも２人
仕事しながら母をしながら治療に励み今は普通に働いている
そういうブログを見続けていたが
今年に入っての検査で再発
数か所に転移
かなり凹んだ
それはそれは楽しく日々を過ごしているのに
急に、突然またその日は来るのだ
そういう現実を忘れていたわけではないのだが
やはり、見ず知らずの方でもそんなお話を聞くと
自分ならどうするだろう？が止まらない
すっと元気でこの先すごい新薬ができて
癌も治る時代に早くなればいいと願う
ビビりだから何となくビビる
その不安を消すようにともかく旅行の予定を入れたがる
もともと夏に南イタリアへ！は決めていたのだが
先日ホーチミンに一緒に行ったＩさんと一昨年台北に行ったＫさんと
３人旅をしよう！と話も固まっている
イタリアのお金だけでも苦しいのに行けるのか？
と思いつつ約束
冬場はともかく腰痛がきつくこのまま動けなくなるんじゃ？
もうお出かけは無理？
なんて思うくらい、この年でこの辛さならあとどれくらい自由に
人に迷惑かけずに動けるのか？が心配に
若い時は次で良いや！とかまた今度
が当たり前だったが
大人はそうはいかなくなってきていることを実感
姪っ子と海外へ行くのを楽しみにしていたが
姪っ子が行ける頃には私は動けるんだろうか？
子育てが落ち着いた妹を連れ出して海外へ行こう！
なんてうっすら思っていたけど
「今」
なんだと頭に浮かぶ
後でなんて言っていたらできなくることが多くなるばかりだ
これから親の介護問題も出てくるだろうし
好き勝手な時間も減るだろう
な～んて思ってたらお金は何とかしよう！って気に
出さなければならない分今頑張って
出た分また頑張るのだ！
張り切っていたら去年暮れに話が盛り上がった台湾旅行に
妹が行こうかなと言いだす
妹と二人ではなく姪っ子２人も入れての４人旅だ
そんなお金は何処に？と頭いっぱいだったが行こうと決意
考えてみれば姪っ子達の受験が重ならないのが来年度
もうこんなチャンスは無いのかも！と妹たちの予定次第だがもう一つ
旅行の予定を入れてみた
ネットで再発を気にしながら生活をするとつい１０年先の事とか考えがちだが
２～３年先だけ考えていればいいと見かけたことが私には救いだった
今やれることとちょっと先の事だけ考えればいい
治療が辛い時は明日の事だけ明後日の事だけくらいしか考えていなかった
何の予定もないのに毎日スケジュール帳を開き明日はこれをしよう
明後日はこれがある
と事細かな予定だけを必死にこなしてきた
それで良いんだろうと
言い聞かせる今日この頃
さて、本当に旅行は実現するのだろうか？