旧HPに掲載していたカメルーン旅行記、もう8年も前のことなのですが、、、、
つまり前々回のワールドカップの直前。この時もカメルーンは予選をダントツで勝ち上がり、本戦にむけて国じゅうが盛り上がっていた時でした。
まさに、僕も当時を思い起こしつつ、再び読んでいただくタイミングかと思いまして!!本日より連載いたします。
稚拙で恥ずかしい部分もありますが、加筆しつつ、なるだけ当時のままの文章で掲載します。お付き合いのほど、よろしくお願いします!
第一話は、、、、カメルーンの大使館は、こんなところにあるんですよ。
「大使館は温泉の近くに」
(2002年1月9日)
温泉といっても、環7沿い「野沢温泉」(400円)のことですがね。
普通大使館といえば大体赤坂や六本木の物々しいビルの中、と相場が決まっているものと思っていたら、カメルーン大使館は何故か閑散とした高級住宅地のまっただ中にありました。
今日はカメルーン入国に必要なビザをここで取らなければなりません。
「野沢温泉」に行くときと同じバス停でバスを降り、下校の音楽が鳴り響く小学校の角を曲がったところで国旗らしきものがたなびいているのを発見。時間ぎりぎりに駆け付けたので、少々急がなくては、、、
これを読んでくれている皆さんは、「何でカメルーンなの?」と当然思っていることでしょう。
本当に人間の縁とゆうのは不思議なもので、昨秋、アコーディオン・ソロのレコーディング(そろそろ「フェリシモ」誌上で発売される模様)をしていたときにカメルーンで仕事をされている日本人の方・・今回お世話になるTさん・・が遊びにきてくれていて、その日の打ち上げで
「パリに時々来てるのなら、ついでにうちに遊びにきてよ!地元のパーティーとかでステージをセッティングするから。」
と言って頂いたのがきっかけです。
今回はパリゆきの予定とかは無かったのですが、「1月下旬のタイミングでどうかしら?」とTさんから連絡を頂いた段階で、飛びついてしまいました。一生に一度行けるかどうかわからない所だもの。
ビザ申請には莫大な書類が必要で、Tさんの旦那様に
書いていただいた推薦状や、朝はやく病院に駆け付けて打ってもらった黄熱病の予防接種の証明書などをかかえて、今日は大使館にやってきたのです。
大使館は本当に普通のおうちでした。まあ、家賃は相当に高そうですが。
中では日本人の担当者の女性がひとりで事務をしており、驚くほど簡単に手続きは完了、、、に思えたのですが
手数料を収めようと一万円札を差し出すと、事務の女性はこう言いました。
「今、おつりを切らしているんで、歩いて5分くらいのところに酒屋があるので、そこでくずしてきて下さい。」
くずすといっても、何も買わないわけにもいかないので150円の発泡酒を買い、飲みながら夕暮れの町を歩いて帰りました。
駅に付く頃にはすっかりいい気持ちになっていました。
大使館に来て、日暮れ前から酔っぱらいのダメ人間になっているとは・・・不思議な一日でした。
======================
この時のアコーディオン・ソロのレコーディングとは、通販雑誌「フェリシモ」の、ティータイムCD。
缶の中に5曲入りCDと紅茶が入ってる、オシャレなアイテム?でした。
実家にまだ数部のこってます。CDは聴けても、紅茶は8年の年月を経て凄いことになってるはず!!!
これに3曲加えて、僕のファーストアルバム「はるのきざし」が完成することになるのでした。
カメルーン大使館のHP、見つけました。
http://cameroon-embassy-jp.org/embassy/access_j.html
大使館帰りに飲んだ発泡酒は、たしか「麒麟・淡麗 生」。
まだ第三のビールは、なかった頃でした。
まだ旅の準備段階のお話で恐縮ですが、、、、続きます!
つまり前々回のワールドカップの直前。この時もカメルーンは予選をダントツで勝ち上がり、本戦にむけて国じゅうが盛り上がっていた時でした。
まさに、僕も当時を思い起こしつつ、再び読んでいただくタイミングかと思いまして!!本日より連載いたします。
稚拙で恥ずかしい部分もありますが、加筆しつつ、なるだけ当時のままの文章で掲載します。お付き合いのほど、よろしくお願いします!
第一話は、、、、カメルーンの大使館は、こんなところにあるんですよ。
「大使館は温泉の近くに」
(2002年1月9日)
温泉といっても、環7沿い「野沢温泉」(400円)のことですがね。
普通大使館といえば大体赤坂や六本木の物々しいビルの中、と相場が決まっているものと思っていたら、カメルーン大使館は何故か閑散とした高級住宅地のまっただ中にありました。
今日はカメルーン入国に必要なビザをここで取らなければなりません。
「野沢温泉」に行くときと同じバス停でバスを降り、下校の音楽が鳴り響く小学校の角を曲がったところで国旗らしきものがたなびいているのを発見。時間ぎりぎりに駆け付けたので、少々急がなくては、、、
これを読んでくれている皆さんは、「何でカメルーンなの?」と当然思っていることでしょう。
本当に人間の縁とゆうのは不思議なもので、昨秋、アコーディオン・ソロのレコーディング(そろそろ「フェリシモ」誌上で発売される模様)をしていたときにカメルーンで仕事をされている日本人の方・・今回お世話になるTさん・・が遊びにきてくれていて、その日の打ち上げで
「パリに時々来てるのなら、ついでにうちに遊びにきてよ!地元のパーティーとかでステージをセッティングするから。」
と言って頂いたのがきっかけです。
今回はパリゆきの予定とかは無かったのですが、「1月下旬のタイミングでどうかしら?」とTさんから連絡を頂いた段階で、飛びついてしまいました。一生に一度行けるかどうかわからない所だもの。
ビザ申請には莫大な書類が必要で、Tさんの旦那様に
書いていただいた推薦状や、朝はやく病院に駆け付けて打ってもらった黄熱病の予防接種の証明書などをかかえて、今日は大使館にやってきたのです。
大使館は本当に普通のおうちでした。まあ、家賃は相当に高そうですが。
中では日本人の担当者の女性がひとりで事務をしており、驚くほど簡単に手続きは完了、、、に思えたのですが
手数料を収めようと一万円札を差し出すと、事務の女性はこう言いました。
「今、おつりを切らしているんで、歩いて5分くらいのところに酒屋があるので、そこでくずしてきて下さい。」
くずすといっても、何も買わないわけにもいかないので150円の発泡酒を買い、飲みながら夕暮れの町を歩いて帰りました。
駅に付く頃にはすっかりいい気持ちになっていました。
大使館に来て、日暮れ前から酔っぱらいのダメ人間になっているとは・・・不思議な一日でした。
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この時のアコーディオン・ソロのレコーディングとは、通販雑誌「フェリシモ」の、ティータイムCD。
缶の中に5曲入りCDと紅茶が入ってる、オシャレなアイテム?でした。
実家にまだ数部のこってます。CDは聴けても、紅茶は8年の年月を経て凄いことになってるはず!!!
これに3曲加えて、僕のファーストアルバム「はるのきざし」が完成することになるのでした。
カメルーン大使館のHP、見つけました。
http://cameroon-embassy-jp.org/embassy/access_j.html
大使館帰りに飲んだ発泡酒は、たしか「麒麟・淡麗 生」。
まだ第三のビールは、なかった頃でした。
まだ旅の準備段階のお話で恐縮ですが、、、、続きます!