多くの新卒社員の方が入社してから、早2週間が経とうとしています。

初日で、1週間で、1ヶ月で「もう仕事を辞めたい」と思う人もいることでしょう。

 

しかし、世間一般では「最低でも3年働くべき」と言われることが多いですよね。

SNS上でも度々議論されるこの話題ですが、3年働く意味はあるのか?清水哲信の自論を交えて紹介します。

3年働く意味はあるが無理して働く必要はない

「最低でも3年働く」の意味とは?世間の考えに対する清水哲信の自論
 
入社後、多少嫌なことがあっても3年は働いた方が良い意味としては、主に下記の理由が挙げられます。
  • 転職活動で不利になる時代があった
  • 3年ほどで仕事の楽しさが分かってくる
  • 勤続3年以上で退職金が貰えるようになる会社が多い
第二新卒採用が定着する前は、入社早々に会社を辞めてしまうと転職活動で不利になる時代もありました。面接官としても、「うちの会社に入ってもすぐに辞めてしまうのではないか」と思ってしまうことでしょう。
 
また、最初から仕事が楽しいと思える人はごく少数だと思っています。仕事を覚え、スキルを磨き、自分のやり方で業務を進められるようになってから面白さを感じるものです。
企業の教育方針によっても異なりますが、だいたい3年ほど勤めていれば、その仕事の楽しさが分かってくるかもしれません。
 
そして、退職金や有給休暇などの福利厚生から、3年は働いた方が良いと考える人もいるようです。
 
「最低でも3年働くべき」という意見がある一方で、社会人経験が2~3年未満であれば第二新卒として転職できるといったメリットもあります。
また、明らかな違法労働やハラスメントが横行している職場なら、すぐに辞めるべきだと思います。
 
「辞めたい」と思ったら、将来の自分を想像したうえで決断しましょう。