2週間ほど前、セキュリティーに後ろからいきなり噛みつかれた。後ろ足を噛みつかれて振り回された。
7キロあるゆうじさんが空中に右左に振り回された。恐怖でうんちをもらして
一瞬何が起きたのか私もわからないほどの速さでの出来事だった。
彼が家の門から出てこっちを見てる。100メートルほど離れてるセキュリティーの家。
ゆうじさん後ろ足つけなくて、いつまでもギャン鳴きして、こんな時足をさすってあげたいがあまりに興奮してて私まで噛まれる勢いで威嚇してきた。
違う日はいつもの朝の散歩コース。少し時間が遅れて私とゆうじさんが通る。
角を曲がれば大きな道で少しだけゆうじさん自由に歩ける(バリの道は歩道がないところが多く車道の隅っこを歩かないとならないので歩きにくいし車やバイクが狭い道を走るので人間を気にせずスピード出したまま行くので怖い。)
曲がった瞬間。いつもはヴィラの門の中にいるはずのゴールデンとロットワイラーが放し飼いで門の外にいた。
30メートルほど離れていたはず。お手伝いさんの体格のいい男性が犬を呼んだがダッシュがすばやく、私は自分がやられると思ったほど黒いクマのような体格のロットワイラーが私とゆうじさん目がけて唸りながら突進してきた。
すぐよこは大きな道。車もスピード出して走ってるのでリードだけは絶対に離せないとその瞬間に頭に置いた。
人間ってやつは「あっ!」と思った時は目をつぶってしまうんだと感じる。
自分は痛くなくゆうじさんの尋常じゃない鳴き声。目を開けると前の腕と腹をガブリと持ち上げられて振り回されてた。
死んだ。
本気で感じるほどクマのようなロットワイラーとゆうじさんの大きさの違いに恐怖だった。
横に側溝があり、ロットワイラーが足を1本落とした隙に口が開き慌ててリードを引っ張った。
きっとお手伝いさんは何度も呼んでいたと思う。思いたい。
その時、私の耳がお手伝いさんの声を拾う。
ギャン鳴きがそこらじゅうの人間の目線をこっちに向けさせた。
「大丈夫?」と声をかけるがその場にいる恐怖が勝つらしく、帰り道を急ぐゆうじさん。
右手は地面につけないので3本足でそれでもすごく急いで帰路を戻る。
帰宅後、ゴロンをさせてお腹を見たら2センチほどの傷(血がにじむほどでぱっくり切れてるわけじゃなかった)腕にも傷(こちらも切れてない。でもかさぶたになるほど)
恐怖だった。
バリ島は犬の飼い方が日本のようじゃない。ただ番犬として飼ってる人が多い。犬は決して懐いていない。信頼関係というよりは上下関係だけで成り立っているような犬と人間も多い。
4か月半を過ぎ、ほかの犬たちがゆうじさんを子ども扱いしなくなってる。
やるかやられるかって態度の犬が多い。
夕方の散歩で海に行くが海にいる犬たちは本当にフレンドリーな子たちばかりだ。
朝の散歩のような犬たちは誰もいない。本当に誰1人としていない。
海の子たちは海の家で飼われている子もいるし、野良もいる。そして海まで散歩に連れてくる
飼い主と犬との関係は皆よく信頼関係でなりたっているのがわかる。
犬たちの表情が全く違う。
人間の私にも挨拶をしてくれる子。ゆうじさんの事を大好きに待っててくれる子。ゆうじさんより強い子もいるがゆうじさんもそれを知っててちゃんと間を持った挨拶をするので相手も受け入れてくれる。
犬社会のルールがそこにはある。
難しいね。ゆうじさん。ここはバリ島だよ。ゆうじさんもバリ犬だからかなりきかない一面も持ってるし自我が強いのも知ってる。
勉強のためだと思っててもルールを知らない犬がいる限りゆうじさんもつらいよね。
ルールを知らない犬はその犬が悪いんじゃなくて飼い主がそんな育て方しかできなかった。知らなかったから仕方がない。
ここは普段絶対に入れないベットの下↓
ゆうじさんもショックだったのだろう。散歩から帰ってすぐにここに入った。
いつも怒られて出されるのがオチなのだが…
君も大変だよね。これから10年以上ここで頑張らなくてはならないよね。今日は見て見ぬふりをしてあげるよ。
好きなだけ寝ればいいさ。
また明日から朝は大好きなティゴと遊んで夕方は海でデゴとかけっこしてバイクに乗って移動しよう。
嫌なこともあると思うが楽しいことも沢山あるから頑張ろう!
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