午前中は何ともなかったけど午後から急に風が強くなり雨が降ってきた。
裏のココヤシに住んでる鳥の巣が心配でずーっと見てた。野鳥たちは一生懸命に飛んで巣に戻ろうとするが風に勝てない全く勝てないほどの強風で小鳥たちもふっとばされていた。
親鳥はいいさ、羽をもってる。たとえ強風でふっとばされて落下しても死ぬ可能性はヒナより低い
「あの枝見て！先っちょに巣あるんだよね。あそこは出入り激しいから絶対に卵かヒナがいるからあれ落ちたら拾ってきて！」
うちの裏は田んぼ。すでに苗は３０センチほどになってる。
今日は農薬散布の日だったらしくおじさん１人が田んぼの隅っこで朝から作業をしてた。
おじさんも雨風強くなり避難してる。
田んぼの隣が何本も高いココヤシが生えている野鳥たちのパラダイス。
あんな丈夫なココヤシが斜めになるほどの強風が来て古い枝たちが何本も折れて落下した
あの枝が折れる音も大きくその瞬間に雨宿りをしていた小鳥たちが空に飛ぶ
飛ぶが風でごみのようにふっとばされる。
大丈夫だろうか。地面にたたきつけられて本当に大丈夫だろうか？
田んぼのおじさんが田んぼに落ちたココヤシの枝を雨風の中せっせと隅っこによけている。
私は裏の寺が１番高い場所なのではだしでそこからココヤシとおじさんの行動を観察してた
「雨降ってるから戻ってきて！！」
昨日は儀式があり田舎から彼の母が泊まりで滞在中で、バリ人（ヒンズー教）頭を絶対に守る。
雨なんか絶対に濡らさない。
母も必死で私に「戻ってこい！」をアピールする。
仕方がない。１０歩譲って戻る。
テラスの床に雑巾敷いてその上のプラスチックの椅子を置きその上に乗っかって田んぼのおじさん観察。
「３本目の枝をおじさん片づけてるわ。後からあそこ見に行こう！！」
彼を誘う。
表の田んぼはすでに稲刈り４日目。半分終わった。
雨が小降りになり、母が彼とトークに夢中になってる隙に私は一人で１００メートルほど離れた
枝を捨てた場所に向かう。
稲刈り中の場所にはすっごい量の小鳥たちが群がってる。
雨なので鳥を散らすおじさんは待機中らしい。
小鳥たちの声だけが空にひびく。
気持ちのいい音だけ聞こえる。
キンパラがほとんどだが２日前はなんとなんと、本当になんと！！！
稲刈り作業員の１人がヤマブキボタンインコを捕まえた（あさってこのネタ書く）
今日もヤマブキさんいないかな～と私も刈り取られた田んぼを眺めてた。
！！！！！！！！！！
いやマジ、だるまさんがころんだで優勝できるほどのストップしたさ！！
呼吸止まったさ！
今じぶんは石にならねばならないと！0.00000秒、本能で感じた！！！
目が合った！！！
たぶん相手は私の動きをかなりの警戒心で見てた！
それを私が見つけてしまった！！！
幻か？夢か？目がおかしくなったか？
頭の中で考えようとした時に
その白いほっぺは振り返って１００メートル離れた屋根まで行った！
「動くな！！！！！」
一か八かのかけでカメラを取りに家に戻る。
頭の中が整理できず、本当に見たか？見たくて希望で目がおかしくなってた？
とにかく早く戻れ！！
よかった～昨日カメラ充電してて。
あぁ・・・カメラの次に重要なメガネ忘れた。もう戻れない仕方がない。
神様どうかどうかまだ飛んでいってませんように！！！（バリに来て本当のお願いを初めて神にした）
屋根からさっきと同じ警戒心ビームばんばん出してこっちを見てた
うわ
遠すぎて誰だかわからない。
カメラ、カメラ、（落ち着け、落ち着け）
いや、本当心臓ドキドキしてるのが指に感じるほど。
モニターの望遠画像…
まちがいない！！！
やばい、手が震えてきた。
や、まて、まず探せ！絶対に一人じゃない！！！
もうね、めちゃくちゃ怪しい人だったから私。
独り言山盛りだったし（笑
幸い外は小雨。人は全くいない。
あの時間。私と白いほっぺはお互いのことだけを気にしてた。
私のドキドキと白いほっぺのドキドキは意味が違うが同じだった。
少しだけ遠くで２人飛んだ！！！
もうどんだけ毎日野鳥観察してるんだ！って大きさや逆光から見るシルエットの違いを言い当てれる
本能で追っかける。屋根の上の子とはここでお別れだった。
確かあの家の奥に飛んでいったな…とそこにたどり着く前に違う２人が電線に止まってる
いや、絶対にこのシルエット今までにないって！！！カメラカメラカメラ…
どうだ？右が男の子で左が女の子だと思うけど違うかな？（当たっても外れても５割の確率。笑）
↑画像アップできず。現在YouTubeに動画アップロード中でそれにネットが引っ張られて
ブログの画像アップは力尽きてるらしい。インドネシアのネット事情なんてそんなもん。
そんでもって日本だったら数分でもしくは数秒でできるアップロードも深夜２時半からやってますから（現在４時４３分）
ずーっとパソコン頑張ってますから！笑
もうね、すごいよ。
すずめんよりも警戒心ビームでっかい！
この距離でもう行ってしまうの～涙。ってほど。
俊敏であんなに長い距離飛べるんだ！！！って当たり前なんだけど、あの白いほっぺと
カーテンレールに止まってる白いほっぺが同じだとは想像超える。
もうね、夕方からこの興奮がずーっと続いてて寝てないから（笑
頭の中でずーっとランダムにあの映像が流れる。
目が合った瞬間のあまりの自分の驚き！
足がくがくしてちゃんと歩いてるのか不思議な感覚で家までカメラ取りに行ったし！
今だから言うけどさ。
すっごく遠くまで探しに出かけていたんだよね（笑
彼なんかもう「自分でバイク乗って行ってくれ！！」まで言い出すほど付き合わせてたし
来週は近くの民家にいるらしい情報ゲットしてたのでそこ行く予定だったんだよね。
でもさ…
鳥さんだしいつどこにいるかわからない１５センチを、このバリ島で探すって不可能に近いよ
昔はたくさんいたけど今はいないよ。なんてどのおじさんおばさんも言うし
でも絶対にあきらめてなかった。
絶対にどっかにいるし、いつか会えると思ってたし信じてた。
勝手に街にはいない。きっと少し森っぽいところって決めつけていた。
灯台下暗し。
まさかまさかの家の前（笑
今日も観察日記をつけてみようではないか！
田舎の母が帰宅してからだけど（笑
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