田植え手伝いました | テロテロのバリ島でココアンな時間

テロテロのバリ島でココアンな時間

彼と15年間日本で生活し2014年9月バリ島に引っ越しました。

家の前にある水田

田植えのお手伝いをしてみた。



「はじめてなので教えてください」と言ってみたら

「周りのやつと同じようにやれ」とのことでした。



了解しました!グッド!

どう頑張っても苗が寝る。

おじさんのやり方を見てるとスゲー簡単にさっさっと植えていく。


「すいません、どーやったら早く植えれますか?」

「こうだ!」とゼスチャーで人差し指、中指、親指で苗をつまんで植える!と教えてもらいました。


そっか、真っ直ぐな苗に対して横からつまんでいたから泥に植えると寝るのか?

おじさんみたいに苗に対して指も同じようにして上から泥にぐさっと刺す感じで植えるといいんだな。




やってみる。


が、どうしても私がやると寝る。


もう1回おじさんに聞いてみようと周りを見渡すと…



おじさん、はやっ!

もうあんなところまで進んでる!




3回目のUターンの時、おじさんに言われる。

「6列作れ。左に2列、そして左足、足の間に2列、右足、そして右に2列だ。足の行方に苗を植えるなよ!」



おじさん、結構やさしい。

一気に教えるんじゃなくて適当に慣れてきたらステップアップで教えてくれる。





でも私が植えると寝てしまうパターンがまだある。




「コーヒー飲めよ!」

「は~い!」











お茶の時間はさっさと来る。

たぶん私がいるからそーなんだと思う。おじさんの奥さんがコーヒーとお菓子をくれた。



口をつける。



甘いあせる

絶対に2杯入ったな!ってほど甘いガーン

お菓子は…

うぅぅ…あまり好きじゃないウイロウっぽいやつだ。




でも奥さん私のために準備してくれたから、苦しいけど完食しました!汗汗汗



奥さんが「ご飯食べるか?」と聞いてきた。

「大丈夫です。」答える。


「こんなおかずしかないけど食べるか?」とざるに入ったご飯とその上に少しの野菜を見せてくれた」

「大丈夫です。食べてきたので」と答える。





コーヒー飲めよ!と休憩の合図があったとき、「水道どこですか?」とたずねるとちょっと間があったのね。

少しして近くの工事してた違うおっちゃんが、「こっちで洗え!」と水道教えてくれたのね

私はその水道を借りて、手と足を洗ってコーヒーしたんだけど、田植えのおじさんと奥さんは





信じられないけど叫び

田植えの泥水で手を洗い

その手で、素手で皿にざるに入ったご飯と野菜を盛り、そのまま



立ち食いした

素手で。

バリの人、素手でご飯食べるから。右手でご飯とおかず混ぜて口に持っていくから!



あまり見ちゃいけないと思ったけど、横目で頑張ってみたよ!!

絶対にきれいになってない手。私ですら爪に泥まだ入ってて、それでも水道の水で洗った。

それでも素手では無理だわ!水田の水はそれはそれは日本のそれとはきれい度が全く違い

前日にタニシ殺す薬たらふくまいてたからそこらじゅうに死骸のでっかいタニシごろごろしてるし

下水もなんもかんも一緒に水田に流れてくる水。(ごみは水田の入り口でたまってる)

おたまじゃくしも救えば何匹でも取れるし、小さいよくわからない虫もたらふくいる泥水

はじめ足入れるのも何回もおじさんに確認したもん!


「大丈夫?ガラスのかけらとか釘とかない?本当に大丈夫?」って。


彼に後から聞けば、

水田管理してる人は普通にその水田の水で手洗って素手で食べるという。

免疫できてるから大丈夫なんだ。と言う。




つえ~



腰が痛くなってきた2時間半後、彼がバイクで迎えに来てくれた。

この辺で限界だった。

おじさんとおばさんに挨拶をしてアパートへ直行し水浴びしたわ。

すぐに洗えば落ちるであろう爪の中の泥たちはそれはそれは頑固でにおいもなかなか皮膚からとれなかった。



強力だな



昼から死んだように寝た。くそ暑い35度の室内でも死んだように寝れた。

気持ちのいい1日を過ごした








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