学校説明会の感想(2024年朋優学院高校) | 2023高校受験を振り返る(早稲アカ男子)&2025高校受験を準備する(個人塾女子)

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高校受験2023年終了組です(息子)。
中3から早稲アカに通って高校受験に挑んだ息子の1年を
思い出せる範囲で振り返りましたが、娘が高校受験(2025年)
に突入しそうなので、その辺も書くことにします。

娘(中2)の併願優遇候補校見学もラストです。

今回は朋優学院に行ってきました。

 

場所は先日行った青稜高校に近いですね。東急大井町線の荏原町駅から徒歩7-8分でしょうか?Googleマップで示されたルートで歩いて行ったら、車通りが結構ある細い道を案内されてしまったのですが、実際には駅前の遊歩道沿いに二国まで出てしまえばそんなことはなさそうです。

 

受付時間よりだいぶ早く到着したため、並んで受付を待ちました。列に並んでいる親子連れをみても、親(ほとんど母親)は正装に近い小奇麗な格好、子供は制服という出で立ちでした。それに引き換え私はニットとデニムにスニーカー、娘も私服で何か明らかに浮いてる感じでしたね。

 

QRコードで受付を済ませ、学校案内と募集要項、それとシャーペンを頂きました。文房具好きの娘はそれだけで大喜び。単純です。

 

HPで事前に学校紹介などの動画は確認済みなので、基本的には校舎見学と生徒の生の声を聴くことが今回の主目的になります。3年生の皆さんは第一体育館で実施される入試問題説明会に直行されていましたが、うちには関係ありません(あくまで今年は)。

 

校舎は地下2階、地上6階建てでした。校庭は2か所にありましたが、まぁ、狭いです。教室は廊下側はガラス張りで開放感があり、明るい印象でした。都市大等々力と似ていますね。校舎は階段部分はコンクリートむき出しに対し、廊下や教室は木の感じがして、ちょっと今までにないおしゃれな校舎に感じました。娘も同意見の様子。6階の南側は教室がなく、屋上のようになっていて、そこからは川崎や武蔵小杉の高層ビル、天気が良ければ富士山が見えるようです。

北側も階が上がるにつれて窓から見える景色は良くなり、眺望の良い学校に思えます。

 

都心の狭い敷地のためかプールはなく、これは水泳嫌いの娘に取って非常に好ポイントでした。

 

どうやらテスト期間中?のようで、生徒たちは教室に残って自習をしていました。図書館も見学可だったのですが、自習スペースには生徒がぎっしりおり、緊張感が漂っていたので、もしかしたら高3生だったのかも。

 

教室を見学していると、見たことある顔が…。そう、息子の友人でした。野球推薦でこの学校に入っていましたが、まさか会うとは。向こうもびっくりしていました。そりゃそうだよね、娘が中2なの知ってるから、何で学校見学に来てるの?って感じでしょう。早めに見て回ってるんだよー、と伝えておきました。中学時代この子はなぜか周りに人が集まってくる子でした。言動はあまり信用できないのですが、なぜか憎めないというのか(私に対してはなぜか非常に礼儀正しい子でした。怖いのか?)。教室にいたその子の周りにも同様に生徒が集まっていたので、どこに行っても変わらないなーと、何か嬉しく思いました。

 

高1行事(ブリティッシュヒルズ語学研修)の展示を見ていた時に説明員として立っていた男子生徒2人に話し掛けられたので、朋優以外にどこを受けたのか聞いてみました。一人は朋優単願推薦だそうで、受けてないと。。。もう一人は横浜翠嵐と慶応とのことでした。朋優にいるということは…、まぁ、そういうことだよね。おそらくうちの息子と同じ第三志望で入ってきたね、と。何かこれ以上質問が出来なくなってしまいました。でもその子は明るく行事の話を色々としてくれました。話を聴き終わり、その場を立ち去る時に、何となく心の中で「この先頑張れ!」と呟いてしまいました。

 

併願優遇の学校は第2、第3志望の子も多く入学するのは理解はしていますが、実際にどのような気持ちでそこに通うのかは人それぞれだと思います。たぶん徐々に自分で消化していくんだろうと思いつつも、自分の息子の姿も重ねてしまいました(うちの息子は早々に吹っ切れていましたけどね。相手が悪すぎただけ、と。でも最初に友達になったのは開成落ちた奴だったはずなので、その辺はお互い傷をなめ合っていたと言うことかな)。

 

娘にも併願優遇とはそういうことだよ、というのを目の前に出来たのは良い体験だったかも。

 

この学校は併願優遇と言うシステムはありますが、他の併願優遇と併願出来るという特殊な学校です。つまり、朋優学院に併願優遇申請をしつつ、例えば青稜にも併願優遇申請が出来ると。朋優学院の併願優遇はオープン試験の一つとしているため、厳密な併願優遇ではないからのようです。あくまでオープン試験の点数に50点の下駄を履かせてあげるというシステムです。

あと、合格点を決めており、それをクリアした人は全員合格するので実質的に倍率はありません。この辺は非常にわかりやすいですね。

 

高校単独校ですし、だいぶ昔と比べても学校生活上も自由度が大きくなってきているようで、娘の併願優遇候補最上位校になったようです。

 

塾いらずの高校と言うことのようで、確かにそんな感じかも。今は私立も都立も講習が充実しているようなので、大学受験を対象にした予備校や塾も生徒集めが大変かもしれませんね。

 

あとは5科24を維持してくれよ!ってとこだけですね。