うちのポプラ
今日は、大切なご報告があります。
突然ではございますが・・・宿主さぼてん、預かりスタッフを卒業します。
3年くらい前「もし次にわんこを迎えるのなら里親になりたい」と漠然と考え始め
何の気なしに開いた「いつでも里親募集中」のサイト。
そこには想像もしていなかった、多数の純血種わんこの姿がありました。
愛護団体や個人ボランティアの方が、日々レスキューしても追いつかない現状、
そして、それぞれの保護犬には「預かり日記」なるものがあることを知りました。
何も里親になるだけが命を救うことではなく、預かりという役割もあるのだ・・・
2011年2月。
誰かに呼ばれたかのように、Angel's Tale代表・あねもねさんのブログを開きました。
そこには、こう書いてありました。
★あねもねさん2011/2/12のエントリー「処分寸前 緊急のお願いです」
神奈川からの2頭・・・ センターから連絡を頂いてから頭からはなれず
どちらか1頭なんとかなるとしたら どっちを選ぶ?
どうしたって 天秤になんかかけられない!!
「預かり」として、迷わず手を挙げました。
2011年2月16日にセンターから無事保護された、申告年齢10歳の女の子。
数日後、代表がこの子を我が家まで連れてきてくださいました。

「ポプラ」と名付けたこの子は、飼い主の処分持ち込みでガリガリに痩せていました。
何やらトラウマを抱えているようで、触れようとするたびに本気のお口が出ました。
初めてのお預かり、そして保護犬・・・最初は驚きと戸惑いの連続でした。
保護犬と向き合うというのはこういう事も含めて、全て受け入れるということなのだ、と
毎日毎日、たくさんの事をポプラから教えられました。
一緒に暮らすうちに、少しずつ心を開いてくれるポプラ。
お散歩に行くと、楽しそうにはしゃいでくれるようにもなりました。
我が家の先住犬「親分・子分」とも、なんだかんだと仲良くなっていきました。
体重も落ち着き、避妊手術も終わって、出来る限り里親会には参加しましたが
いつも極度の興奮にて、どなたにも全く触っていただけない状態が続きました。

何度目かの里親会で、ポプラはこの表情で私を見つめてきました。
「どうして自分だけをココに連れてくるの?」そう言っているように見えました。

屋外のイベントなら少しは違うかも?と思い、積極的に参加しましたが
状況はあまり変わりませんでした。

里親会から帰る車中で、疲れ切ってぐったり寝ているポプラ。
この姿を見るたび、迷って悩みました。ずっと我が家でのんびり暮らしてほしい・・・
でも「運命の里親さんがいるのかも」という想いとの、行ったり来たりの日々。
預かり枠が足りない、ひとつでも多くの命を救うために参加したのだから、
1年間は頑張ろうと自分に言い聞かせ「預かり」としてポプラと暮らし続けました。

家では、こんなに穏やかな表情が出せるようになりました。
当初は触れる事すら許してくれなかったポプラが、
自分から抱っこしてきたり、耳の毛を梳かさせてくれたり・・・
今までは出来て当たり前だと思っていた、ほんの小さなひとつひとつの進歩が
いちいち涙が出るくらいに嬉しい。かけがえのない経験を積み重ねました。
預かり10ヶ月を過ぎても、まだお口が出ることがあるポプラを心配していただいた
代表のお気遣いで、ドッグトレーナーの先生にも見ていただきましたが、
「わがままやアルファシンドロームから来るものではない・・・」とのお話。
唸ったり、口が出てしまった時は、いつも必ず怯えて震えているポプラ。
自分を守ろうとして、最終手段として口が出てしまっていることもわかっていました。
ある時、唸られても口が出ても全く動じなくなった自分に、ふと気がついたのです。
この子の全てを受け入れているのって・・・実は自分なのでは?
そして「百獣の王」を名乗る里親さんを待っていましたが、これも自分なのでは?

それでも、まだ迷っていました。
ポプラを里子として迎える=預かり枠を埋める=次の命が救えなくなる。
本当に、多頭飼育の我が家で良いのか?愛情独り占めの一人っ子のほうが良いのでは?
今年のはじめに、我が家の親分が肝臓がん摘出手術で入院をしました。
3日間の入院後、家に戻った親分を跳ね回りながら歓迎し、
食べる時も寝る時も、それこそ一日中一緒にくっついて回るポプラをみて、
我が家の先住犬たちの事が本当に好きなのだと、一緒に居たいのだと思いました。

そんな姿を見て、この家からポプラだけを引き離す事がどうしても出来ない、
このままみんなと楽しく暮らすことがポプラの一番の幸せなんだ・・・
ポプラは、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築いていくタイプの子です。
いつになるのかわかりませんが、100%心を開いてくれるまで一緒に居たい、とも思いました。
非常に恐がりな性格なので、いまでも唸ったり口が出たりすることもありますが、
そんな事より何より、保護犬と暮らすことの楽しさ・素晴らしさのほうが
自分にとっては何倍も大切な事なのだと、ポプラと暮らす日々で気づきました。
預かり1年になるこのタイミングで「我が子にしたい」と代表にご相談申し上げました。
諦めや同情で我が子にするのではなく、うちにいたいというポプラの想い、
そんなポプラとずっと一緒に暮らしたいという私たちの想いから決心しました。
預かりスタッフ失格ですが、どうかご理解いただけると嬉しいです。
宿主さぼてんは、飼い主さぼてんに変わります。
たいした事もできぬまま、預かりとしての活動は終わりになってしまうこと、
スタッフの皆さんにはご迷惑をおかけすること、大変申し訳なく思っておりますが、
お手伝いスタッフとしてAngel's Taleに残ることを代表からお許しいただきました。
これからは「何でも屋」として、出来る限りのお手伝いをしていきたいと思っています。
こちらのブログも今まで通りに続けますので、今後ともよろしくお願いいたします。
最後に、今までポプラを応援してくださったたくさんの皆様、ご支援くださる皆様、
そしてポプラを救ってくれたAngel's Taleに、心から感謝を込めて・・・

本当にありがとうございました。
宿主改め、飼い主さぼてん&ポプラ

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スタッフ募集中
預かりスタッフへの応募は以下のアドレスからアンケートを送ってください。
★預かりスタッフ応募アンケート http://angelstale.net/volunteer.html
まずは質問したい方は、メールをお送りください。
★メール angelstale@amail.plala.or.jp
突然ではございますが・・・宿主さぼてん、預かりスタッフを卒業します。
3年くらい前「もし次にわんこを迎えるのなら里親になりたい」と漠然と考え始め
何の気なしに開いた「いつでも里親募集中」のサイト。
そこには想像もしていなかった、多数の純血種わんこの姿がありました。
愛護団体や個人ボランティアの方が、日々レスキューしても追いつかない現状、
そして、それぞれの保護犬には「預かり日記」なるものがあることを知りました。
何も里親になるだけが命を救うことではなく、預かりという役割もあるのだ・・・
2011年2月。
誰かに呼ばれたかのように、Angel's Tale代表・あねもねさんのブログを開きました。
そこには、こう書いてありました。
★あねもねさん2011/2/12のエントリー「処分寸前 緊急のお願いです」
神奈川からの2頭・・・ センターから連絡を頂いてから頭からはなれず
どちらか1頭なんとかなるとしたら どっちを選ぶ?
どうしたって 天秤になんかかけられない!!
「預かり」として、迷わず手を挙げました。
2011年2月16日にセンターから無事保護された、申告年齢10歳の女の子。
数日後、代表がこの子を我が家まで連れてきてくださいました。

「ポプラ」と名付けたこの子は、飼い主の処分持ち込みでガリガリに痩せていました。
何やらトラウマを抱えているようで、触れようとするたびに本気のお口が出ました。
初めてのお預かり、そして保護犬・・・最初は驚きと戸惑いの連続でした。
保護犬と向き合うというのはこういう事も含めて、全て受け入れるということなのだ、と
毎日毎日、たくさんの事をポプラから教えられました。
一緒に暮らすうちに、少しずつ心を開いてくれるポプラ。
お散歩に行くと、楽しそうにはしゃいでくれるようにもなりました。
我が家の先住犬「親分・子分」とも、なんだかんだと仲良くなっていきました。
体重も落ち着き、避妊手術も終わって、出来る限り里親会には参加しましたが
いつも極度の興奮にて、どなたにも全く触っていただけない状態が続きました。

何度目かの里親会で、ポプラはこの表情で私を見つめてきました。
「どうして自分だけをココに連れてくるの?」そう言っているように見えました。

屋外のイベントなら少しは違うかも?と思い、積極的に参加しましたが
状況はあまり変わりませんでした。

里親会から帰る車中で、疲れ切ってぐったり寝ているポプラ。
この姿を見るたび、迷って悩みました。ずっと我が家でのんびり暮らしてほしい・・・
でも「運命の里親さんがいるのかも」という想いとの、行ったり来たりの日々。
預かり枠が足りない、ひとつでも多くの命を救うために参加したのだから、
1年間は頑張ろうと自分に言い聞かせ「預かり」としてポプラと暮らし続けました。

家では、こんなに穏やかな表情が出せるようになりました。
当初は触れる事すら許してくれなかったポプラが、
自分から抱っこしてきたり、耳の毛を梳かさせてくれたり・・・
今までは出来て当たり前だと思っていた、ほんの小さなひとつひとつの進歩が
いちいち涙が出るくらいに嬉しい。かけがえのない経験を積み重ねました。
預かり10ヶ月を過ぎても、まだお口が出ることがあるポプラを心配していただいた
代表のお気遣いで、ドッグトレーナーの先生にも見ていただきましたが、
「わがままやアルファシンドロームから来るものではない・・・」とのお話。
唸ったり、口が出てしまった時は、いつも必ず怯えて震えているポプラ。
自分を守ろうとして、最終手段として口が出てしまっていることもわかっていました。
ある時、唸られても口が出ても全く動じなくなった自分に、ふと気がついたのです。
この子の全てを受け入れているのって・・・実は自分なのでは?
そして「百獣の王」を名乗る里親さんを待っていましたが、これも自分なのでは?

それでも、まだ迷っていました。
ポプラを里子として迎える=預かり枠を埋める=次の命が救えなくなる。
本当に、多頭飼育の我が家で良いのか?愛情独り占めの一人っ子のほうが良いのでは?
今年のはじめに、我が家の親分が肝臓がん摘出手術で入院をしました。
3日間の入院後、家に戻った親分を跳ね回りながら歓迎し、
食べる時も寝る時も、それこそ一日中一緒にくっついて回るポプラをみて、
我が家の先住犬たちの事が本当に好きなのだと、一緒に居たいのだと思いました。

そんな姿を見て、この家からポプラだけを引き離す事がどうしても出来ない、
このままみんなと楽しく暮らすことがポプラの一番の幸せなんだ・・・
ポプラは、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築いていくタイプの子です。
いつになるのかわかりませんが、100%心を開いてくれるまで一緒に居たい、とも思いました。
非常に恐がりな性格なので、いまでも唸ったり口が出たりすることもありますが、
そんな事より何より、保護犬と暮らすことの楽しさ・素晴らしさのほうが
自分にとっては何倍も大切な事なのだと、ポプラと暮らす日々で気づきました。
預かり1年になるこのタイミングで「我が子にしたい」と代表にご相談申し上げました。
諦めや同情で我が子にするのではなく、うちにいたいというポプラの想い、
そんなポプラとずっと一緒に暮らしたいという私たちの想いから決心しました。
預かりスタッフ失格ですが、どうかご理解いただけると嬉しいです。
宿主さぼてんは、飼い主さぼてんに変わります。
たいした事もできぬまま、預かりとしての活動は終わりになってしまうこと、
スタッフの皆さんにはご迷惑をおかけすること、大変申し訳なく思っておりますが、
お手伝いスタッフとしてAngel's Taleに残ることを代表からお許しいただきました。
これからは「何でも屋」として、出来る限りのお手伝いをしていきたいと思っています。
こちらのブログも今まで通りに続けますので、今後ともよろしくお願いいたします。
最後に、今までポプラを応援してくださったたくさんの皆様、ご支援くださる皆様、
そしてポプラを救ってくれたAngel's Taleに、心から感謝を込めて・・・

本当にありがとうございました。
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