2018.12.23に開催した第6回予報会議の精度検証を行いました。
(予報対象) 翌12月24日(月) 新潟、守門の天気
(検証要素) 日最大風速・風向 日最低気温 日最高気温 日降水量 日降雪量
まずは<新潟>の予測のバラツキを要素別にみてみましょう。

日最大風速は、強めの予測が結構ありますね。
しかも、気象ギョ―マーが強めにする傾向がみられました。

日最低気温は夜まで3℃の方が適中になるかという経過でしたが、
25日に日付が変わる直前に1.4℃まで下がりました。
風が海風から陸風に変わったことが大きく関係していると考えられます。
予測のバラツキは大きくありませんでした。

日最高気温は24日になってすぐの0時過ぎにでました。
寒気が入る直前のことです。
日中から横ばいだった気温が、深夜に関わらず1度ぐらい上昇しました。
結果8.6℃となり適中者はでませんでした。
予測は6℃に集中し、5℃、7℃までのゾーンにほとんどが集中しました。

日降水量はガイダンス資料などが6~10mmを示していました。
それを採用して予測したメンバーが多かったですが、結果は予測資料より少なくなりました。
かなり多い量の予測もみられました。

新潟の日降雪量は、降水量と関連し、なおかつ雨雪判別も関係するので益々難しくなります。
それでも沿岸の新潟市なら少ないだろうと考えた方が多かったようです。
降雪なし、降雪ありで0cmに多く集まっていますので、全体に良かったと思います。

守門の日降雪量は、新潟よりもばらつきがありました。
降水量自体が多い中で、大きな気温変化で降水形態が雨から雪に変わるという
絶妙なタイミングになったためです。
11~15cm、16~20cmに集まっていますが、
降水量の予測値からすると、そのゾーンが妥当な範囲だと思われます。
でも実際は雨から雪に変わるのが遅く、降雪量は3cmでした。
次の第7回予報会議は2月23日(土)です。
体験学習の積み重ねを活かして次も頑張りましょう。