■自らの所を知り、機会をつかむ(2)■~用意をした者だけ~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

曇り空の高知の朝です。

時折小雨が降りますが、
まだ風もなく穏やかな天気です。

台風10号は予報と異なり、
西に方向を変えゆっくり九州地方に向かってます。

予想外の進路変更、
この後も予測が難しいとのことです。

お気を付け下さい。

火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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~『明日を支配するもの』から


上田さんは、
『自らにとっての機会が何なのか』
がわからなければ、
ひとかどのキャリアは持てない、
とした。


そしてキャリアとは
日々積み上げていくものである、
と続ける。


さらに、
ドラッカー自身は、
現代社会最高の哲人とされ、
同時にマネジメントの父と
されるにいたったが、
この双方に共通する強みとは
何だったか、
と問う。


上田さんは、
それは社会生態学者としての能力、
つまり社会を見て、
意味ある変化を見極める能力だった、
とする。


ドラッカーは、次のとおり述べている。





「最高のキャリアは、

 あらかじめ計画して手にできるものではない。

 自らの強み、仕事の仕方、価値観を知り、

 機会をつかむ用意をした者だけが手にできる。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 1 所を得る ~自らの強みを知っているか)