■祖母は実に大きな存在■~受け継がれた気骨~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

きれいな青空が広がる高知の朝です。
昨日は夕立がありましたが、
今日は一日晴れて夏日になりそうです。

金曜日、今日も一日よろしくお願いいたします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


クレイムズは、
両親が主催したパーティーの
参加者の薫陶を受けて、
幼いピーターは心の窓を開き、
これが後年のさまざまな
功績の素地となった、
とした。


そしてドラッカーの祖母は、
決して「愚かな老女」などではなく、
実に大きな存在であり、
謙虚さと知恵に溢れていたばかりか、
気骨を示した、
と続ける。


この気骨は間違いなく
ビーターにも受け継がれており、
祖母と同じく後年のピーターもまた、
手法こそ違っても、
ナチズムに果敢に挑んだ。








「祖母は路面電車のなかで若者をいさめ、

 ビーターは自分の主張を原稿にしたため

 発禁処分を受けた。」






(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)