■第一次大戦のあおり■~社会を支える層の壊滅~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

快晴の高知の朝です。

このところ涼しさが続いていましたが、
今日は夏日となりそうです。

寒暖差、服装で上手く調整してください。

金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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ドラッカーは、
自身が20代はじめで
大新聞社の主筆になったことは、
優秀だったからではなく、
たんに上の世代がいなかったからだ、
とした。


そして、
20代のころには、
30代の人口は極端に少なく、
彼らはフランドル、ベルダン、
ロシア、イゾンツォなどの
墓地に眠っていたのだ、
と続ける。


さらに最近の人々、
とりわけアメリカ人は
ほとんど想像できないだろうが、
第一次大戦のあおりにより、
ヨーロッパでは
社会を支えるはずの層が
壊滅してしまったのだとする。





「ドラッカーは仕事で

 成果をあげたばかりか、

 1931年、

 弱冠22歳にして法学博士号を得た。」






(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)