■廃棄会議を開く■~さもなければ自家中毒を起こす。~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

朝から厳しい陽射しの川崎です。

高知ではよさこい祭り、
熱い四日間がスタート。

熱気溢れる高知、熱中症に注意して楽しんで下さい。

今日も一日よろしくお願いします。


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ドラッカーは、
チェンジリーダーであるためには、
すでに行っていることを
体系的に廃棄しなければならない、
とした。

そして、
あらゆることについて
次々に廃棄を検討する必要がある、
と続ける。


廃棄とは、あらゆる種類の組織が
自らの健康を維持するために
行っていることであり、
いかなる有機体であっても
老廃物を排泄しなければ、
自家中毒を起こす。


ドラッカーは、
既存のものの廃棄は、
企業がイノベーションを行うようになるために
絶対必要なことである、
とする。


  

●取るべき行動
  早速廃棄のための会議を設定する。

●身につけるべき姿勢
  廃棄を常識化する。



「翌朝自分が絞首刑に処される

 という知らせほど人の心を

 集中させるものはないとは、

 かのサミュエル・ジョンソン博士の言葉である。

 同様に、製品やサービスが

 近いうちに廃棄されることを知ることほど

 関係者の心をイノペーションに集中させるものはない。」


~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」
(第5章 最も重要なことに集中する)