■政治を動かしてきた原動力■~政治体制を構築する試み~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。


おはようございます。

未明の川崎は、雲が少ない晴模様の朝を迎えました。
昨日の東京地方は、大雪が出勤時間に重なり大混乱、
電車は1~2時間遅れはざら。

やはり都会は雪に弱いですね。

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ドラッカーは、
今日あるものは新”世界無秩序”であるとした。

そしてそれが、
どれほど続くかは不明であるとする。

過去400年の世界史は
国民国家の歴史だった。

しかし、ここにいささか皮肉な現実があると
ドラッカーは続ける。


「この400年、

 世界の政治を動かしてきた原動力は、
 
 国民国家ではなく、

 国民国家の枠を超えた政治体制を

 構築する試みだった。

 植民地帝国形成の試みであり、

 超国家建設の試みだった。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 5章 国民国家から大国家「メガステイト」へ)