断熱空間ではない小屋裏を
換気システムのダクトが通っている問題について、
工務店にこれって施工不適切じゃないの
と連絡することになったのですが、
このときの夫は怒り心頭
というのも、
いろいろあやしいので
じっくり施工写真をチェックしてみたら、
他にも2つ、おかしくない
と思われることがあったからです。
まず1つ目が、
小屋裏点検口の気密性がない
そもそも、事の発端は2階が暑い、
さらに言えば納戸から熱気が来ているという話でした。
で、
もっとよく見ると、
小屋裏点検口の隙間から、
暑い空気が漏れ出していたんです
もともと我が家は一種換気なので、
ガラリのような外気を取り入れる穴はなく、
家全体の気密性は良い方です。
それなのに、
点検口の気密性が悪いため、
負圧状態になり、
屋根からの熱で熱々になった空気が室内に下りてきているようでした
家の中で一番暑い場所の空気を
わざわざ取り込んでしまうぐらいなら、
いっそ窓を開けて負圧状態を解消している方がいいんじゃないの
っていうレベルで残念な状態
小屋裏は50℃あるので、
極論を言えば、
50度近い熱風が出るヒーターを真夏に付けているようなものだったんです
さらに、
そもそも我が家の換気計画で、吸気を小屋裏からするようなことは想定していないので、
とっても埃っぽい、何が混ざってるか分からない場所の空気を室内に取り込んでいる状態は、
シックハウス的な面でも心配でした
ちなみに、
吸気も排気も機械でやってるのに、
どうして負圧状態なの
と夫に聞いてみたところ、
たとえ一種換気であっても、
基本的には
吸気する空気<排気する空気
となるからだそうです
で、
点検口はとりあえず
こんな感じでテープで塞いだのですが、
小屋裏と天井の間の断熱材を吹き付けてるところは塞ぎにくくて、
二階の天井が熱くなる(測ったら39℃)という状態は解消できませんでした
そして2つ目夫にが気がついたのは、
ダクトの勾配が間違ってる
という点。
基本的に、外とつながる給排気のダクトは、
雨水が吹き込んでも中の機械まで水が入らないように、
外壁についたフードから
上り勾配になっている必要があります
→上り勾配は、家の中心から外(外壁)に向かって、ホースが下り坂になっている状態です。
が
うちのダクトは下がっていました
つまり、雨水が吹き込んだら
矢印のとおり、サラーっとダクトを水が流れていってしまう状態
そもそも、
断熱空間内にダクトがない時点で、
結露する可能性があるのに、
ダクトの中にまで水が入ってこれるとしたら、
故障したらどうしてくれるんだ
っていう話ですよ。
さらにダクトに関しては、
そもそもダクトの長さが足りなかったようで、
途中でカットして延長しています。
この延長という施工方法も、
スタンダードなものなのか怪しいです
ということで、
気になるところをまとめますと、
①一種換気のダクトが断熱空間外にある
②小屋裏点検口の気密性が悪い
③ダクトの勾配がおかしい
の3つ
ちょっと調べたら、
これだけいい加減な施工がわかったので、
夫は若干キレ気味で工務店にクレームを入れることになりました
つづく
長くてスミマセン。
気がつけば年末ですね
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