仕事中に、ふと分からない漢字があって(屏風の屏という字)
それを父に聞いたところ、父も分からないということに。
父が携帯を取り出したので、
携帯で調べるのだろう、と思いきや
画面とにらめっこで、何かをしている素振りも無く
仕方なく自分のiPhoneを取り出して調べようとすると
父:どうやって調べるんかのぉ?
さて、若い世代ならずとも、
良くも悪くも、分からない漢字があれば
携帯ひとつでパッと解決できるはず。
その方法を父は知りませんでしたし、
少し考えればやり方は分かりそうですが
考えることも出来ませんでした。
デジタル世代で無い人たちにとっては
昨今の急激な商品の発展に
ついていけてない人もいるでしょう。
ですが、その流れの中で生活していて、
且つ、その恩恵を多少なりとも受けているのであれば
自分の余暇に代えてでも調べるなりして
ついていく必要があります。
恐らく、その世代に父も居るのだろうということで
話をすすめて行きます。
とある人が
「googleで検索出来ないものは
この世に存在していないと言っても過言ではない」
と言っていましたが
そう言っても本当に過言ではないくらい
なんでもネットで調べることができます。
釣り糸の結び方だったり
応急処置の仕方だったり
A地点からB地点への道順だったり。
それを知ってか知らずか
父は、特にパソコン関係ですが
分からないことは自分で調べるよりもまず
私に聞きます。
もちろん、聞くほうが早くて手軽ですが、
何もかもを私が知っているわけでももちろんありません。
ですが、「分からない」と言っても
ブツブツ言うだけで、自分で調べてみようという行動へは
即リンクしません。
それから私が調べて、分かれば教える、というように
結局は私からの解答を待つばかりなのです。
恐らく父の世代の人の多くは
部下から教えてもらったりと、同様の行動をとるのではないでしょうか。
それが悪いとは言いませんが、
そのままで現役を貫くには少々足かせが重すぎます。
なので、今回は中級検索の仕方を私なりに解説しようと思います。
ちなみに、これも検索すると
私の解説なんかよりももっとディープで分かりやすい解説が
出てくるはずです。
まず、検索ではyahooでもmsnでも無く
googleを使いましょう。
ではまず、書物を調べてみましょう。
「測量学」という本が欲しいとします。
出版元も著者も分かっていると仮定します。
分かっていない場合は、仕方がありませんので
「測量学」とだけ入れて検索してみましょう。
単語1語での検索だと、たいていの場合
トップにはWikipediaが表示されます。
今回の目的には必要ありませんが、
このWikipediaはとても便利な
ネット上の百科事典ですので
気になることがあればこれで
調べてみましょう。
で、今回の検索では、3つほど下に
Amazon.co.jpで目的の書物が出てきてしまいましたが
雑誌や図書を探すならこのサイトを利用しましょう。
買うのは店頭の方が、中身も見れていいかもしれませんが
どういうタイトル、表紙などを調べるのには
この、世界最大級のネットショップサイトを利用しましょう。
検索の基本は
より簡潔に、より具体的に、です。
先ほどは運よく目的のものが見つかりましたが、
たいていの場合、単語1つでは
調べたいものにたどり着けません。
ではどうするか。
単語を2つ以上使用して検索しましょう。
先ほどの「測量学」という本を調べる場合、
出版社が分かっていれば出版社名を、
著者が分かっている場合は著者名を
それぞれスペースを挟んで入れてみましょう。
このくらい具体的な情報があれば
ほぼ100%見つかります。
これで見つからなければ、
あなたの持っている情報に誤りがあるか
もしくは、この世に存在していません。
2語以上で検索する場合に
注意すべきことがあります。
それは、文章ではなく単語で検索するということです。
例えば、
タチウオが良く釣れる場所を調べたい場合に
「タチウオが良く釣れる場所」で検索する場合と
「タチウオ 釣り」で検索する場合とでは
検出される情報が違ってくる場合があります。
前者のように、文章で検索する場合、
文章の中の単語から検出された場合は良いこともあるのですが、
文章の通りでヒットしてしまった場合は
質問投稿サイトなどが多い気がします。
ちなみに、「教えてgoo」なんかの質問投稿サイトも
とても利用価値が高いサイトなので、知らない方は
利用してみるといいかもしれません。
基本は、より簡潔に、より具体的に、です。
では、逆に、
引用文などから書物を導き出したい場合、
単語単語ではまったく違う情報が出てくる場合があります。
かといって、文章を丸々入力しても
単語単語で拾われてしまい、
これまた違う情報が検出されてしまうこともあります。
そういう場合はどうするか。
文章を""で挟んで検索してみてください。
例えば、測量士試験の問題を調べたいとき、
問題文が分かっているけれど、それの解答を調べるにあたって
出題された年度を調べたいといった場合に
問題文の冒頭、
「次の文は、各測量計画機関が実施する測量」・・・
を入れて検索してみると
やっぱり単語単語で拾われて、
目的のものとは違った検索結果になりました。
それでは、""で挟んで検索してみましょう。
「"次の文は、各測量計画機関が実施する測量"」です。
半角のSHIFT+2です。
すると、問題文の冒頭とそっくりそのままのものが
検出されました。
英語の文章なんかを調べる場合でも、これは良く使います。
英文は、常にスペースが置かれていますので、
そのまま検索してしまうと、単語を拾われます。
1単語でも十分検索できますが、
それで検出数が多すぎるときは
1語ずつ追加して検索してみましょう。
あなたの情報が間違っていない限り
最終的には目的の情報にたどり着けるでしょう。
携帯で分からない漢字をどう調べるか。
メールで漢字変換してみましょう。