2日目
旅行にしては朝早く出発し、向かうは十分。
今日の目的は、ランタンを上げること!
台北駅から電車に乗って十分へ。
台北駅は、広くてとても立派な駅。
地下は世界でも最大規模の地下街とのこと。
確かにめっちゃ広かった。
台北駅からまずは瑞芳駅へ、かっこよくて快適な電車に乗って。
その後、とても小さいローカル感満載の電車「平渓線」に乗り換えて、十分へ。
台北駅から、1時間半ぐらいの電車の旅。
特に乗り換えてからは、山や谷や古いトンネルを抜けていくという感じで、まるで映画の世界観。ゴトゴト走る電車も相まって、のんびりした気持ちに。
十分は、天燈上げの街。
降りて少し歩いたところに、立ち並ぶ天燈屋さん。
天燈は四角柱のような形をしているので、4面。単色にしてもいいし、4色にしてもいいし。布の色によって、意味がいろいろ変わるので、それぞれの願い事に応じた色を選択。
私達はカップル毎に一つずつ上げることにしました。
まず、選んだ色の布に墨で願い事を書きます。
願い事って、いつも心の中でだけ思ったり、手帳やスマホに書いたり…人前で書くことってあんまりなかったから、最初は調子出なかったけど(事前に全然考えてなかったし…)、なんとなく書いていたら楽しくなって、まあ私らしい願い事が書けたのではないかと。(金運に関するお願い事を書く黄色の布に、「好きなことにお金を使う」と書き、みんなに引かれる私…)
布に墨で書くということが、そもそも楽しい。
完成した天燈を2人で持ち、写真撮影をバシャバシャして(観光地観が満載!)いよいよ空に上げることに。
お店の人が天燈の中に火を点けてくれて(意外に熱い)、中の空気が温まったタイミングで、手を離すと…あっという間に、私達の願い事が書かれた天燈が空に昇っていきました。
一瞬だったー。
めちゃくちゃ暑い日だったけど、真っ青な空に映えて綺麗だった。
貴重な経験で、とっても楽しかった!
青空に飛んでいく。
十分からの帰りの電車は1時間に一本。
天燈飛ばして、少しだけ散策して、ココナッツのシートにタロ芋アイスと削りたての落花生それにパクチーを散らして巻いた珍しいスイーツを食べつつ、再びローカルな電車へ。
帰りの電車はなぜかほぼ人が乗らず、それもまた非日常で楽しんだのでした。
台北駅まで戻って来て、地下鉄に乗って、ローカル食堂にルーロー飯を食べに。
お店は路面店でレトロ…なのに注文はQRコードと違和感。
ルーロー飯・ゴーヤと豚肉とパイナップルのスープ(私はパイナップル大好き)・ゆで卵・青菜の炒め物・メンマなどをチョイス。
暑い店内だったけど、店員さんの手際もよく、美味しかったです。
お昼が終わったら、2チームに分かれることに…
さぼとYさんは、故宮博物館へ。
私とYちゃんは、「永康街」でお買い物。
パイナップルケーキ、お茶、石鹸、紙製品、ビニールバック、靴下、その他もろもろ雑貨…2時間ぐらいしかいなかったんだけど、めっちゃ楽しみました。
それにしても、お茶屋さんで試飲させてもらったお茶が美味しかったなー。
買い物の締めは、【思慕昔】のマンゴーかき氷。
大きく切られたマンゴーは、前の日に食べたものより、香りが更に良くて、ねっとり感も強く、美味しかったです。
おっきなかき氷だけど、何人でシェアしてもいいそう。
別添えでパンナコッタを付けたのだけど、あっさりした冷たすぎないパンナコッタが良い箸休めみたいになって、最後まで美味しく食べました。
人気店だから心配したんだけど、席数は本当に少ないけど、座らなくていいのであればお店をぐるりと囲むようにテーブルがあって立って食べることは出来るので、困ることはないと思います。
また行きたいかき氷屋さん!
その後は一旦ホテルに戻って、さぼ達と合流し、マッサージへ。
童顔だからなのか、おどおどしているからなのか、とかく外国でマッサージに行くと、「大丈夫、大丈夫」と連呼される私。笑
今回も担当してくれたおばさまに、「大丈夫、大丈夫よ」と言われ続けました。
(でも、施術はめちゃ痛い)
最初に足浴があるんだけど、隣で受けていたさぼの足浴のお湯があっという間に抜けてた。(なんかお湯もうないんだけど…って打ち明けられた。。。さぼの担当のおばちゃんはおそらく自分のミスなんだけど、大ウケしてました。)
体も軽くなったところで…豆のスープで有名な「人和園」へ。
どのガイドブックにものってるこの豆のスープ。
すっごい綺麗!
食感がツプツプしてて独特で、あっさりしていてとても美味しかった!
そして、とても量が少ない。笑
エリンギの炒め物(薄く切ったエリンギを炒めるとイカみたいになるという発見!)とか鴨とか他にもいろいろ食べ、いろいろ食べられるのが4人旅の醍醐味だよねと話しつつ2日目は更けていきました。
3日目に続く。