世界恐慌(せかいきょうこう)とは、世界的規模で起きる経済恐慌のこと  、あるいは1929年に始まった経済不況(The Great Depression)を指す。後者の事件は大恐慌、世界大恐慌とも言われる。

当記事では、世界恐慌の概要とともに、とくに1929年から発生した世界恐慌について詳述する。


ある国の
  恐慌が次々と他国へと波及し、世界的規模で広がる事象を世界恐慌という 


マルクス経済学では、 
資本主義諸国の経済の有機的連関によって、資本主義経済の矛盾も世界的に爆発的に広がる危険性を持つと捉える[3 。恐慌がこうした要因で波及した世界恐慌の最初の例として、 
クリミア戦争が終結した時に穀物価格が急落したことにより1857年に起こった恐慌  が挙げられる。

上の分類における世界恐慌のもっとも代表的な例が1929年にアメリカ合衆国のでウォール街起きたパニックをきっかけに世界各国を襲った大恐慌であり、単に「世界恐慌」と書いてこの1929年の事件を表す場合もある。