私はずっと頭に描いていた世界がありました。
これからこれを小説として書きます。
小説を書くのは初めてです。
誤字脱字があるかと思いますが、ご了承下さい
...
ある男の子も私が考えていたのと同じ、
世界を想像していました。
名前はユウキ。12歳。
この男の子が小説の主人公。
彼は現実の世界が好きではありませんでした。
お父さんはいません。
お母さんと離婚しました。
お母さんは昼間は会社。
朝ごはんのために、トーストとウインナーか卵のおかず、
夜ごはんのためにコンビニ弁当か冷凍食品
を置いて、家を出て、
夜遅くに帰ってきます。
ご飯を、一緒に食べることはほとんどありません。
一緒にお話することもありません。
ユウキは朝起きたらご飯を食べ、学校にいきます。
友達がグループを作ってお喋りしていますが、中に入る勇気がありません。
ユウキなのにね。
なので友達はいません。
好きなことは絵を描くこと。
一人で黙々と描くものですから、
クラスメイトが面白がって
勝手に絵を覗き込んだり
取り上げたりします。
それがすごく嫌です。
彼はいつも独りぼっち。
ぼっちなのには慣れています。
ぼっちはぼっちで気が楽だから大丈夫とも考えています。
しかしやはりぼっちは辛いのです。
友達にからかわれるし、
何をするにもつまらない。
彼は家に帰ると宿題をし、
終われば彼の好きなゲームをします。
学校にいれば常にぼっちを感じるのですが、
この時ばかりはそれを忘れます。
彼には仲間がいるのです。
ゲームの中に。
ポケットモンスター。
博士「やあ、ユウキくん、よく来たね!
僕はこの生態を研究している!
ポケットモンスター...略してポケモン。
ポケモンはこの小さなモンスターボールの中に入っている。
人間は野生のポケモンを見つければ、自分のポケモンと戦わせ、このモンスターボールで捕まえる。
ポケモンは戦わせればその分強くなる。
中には進化といって強く慣れば、姿が丸っきり変わってしまうものもいる。
そして、人間は捕まえたポケモン同士を戦わせて楽しむ。
この世界には何百種類ものポケモンがいる!
僕はこの全ての生態を明かしたいんだ!
君も手伝ってくれるかな?
このポケモン図鑑があれば君がポケモンと出会ったとき、その情報が記録される。
その情報を僕に分けて欲しい。
それと君にはポケモンをやる。
この3つのうちどれがいいかな?」
...
ピカチュウ。
.,
このポケモンを持ってユウキは全国を回る旅に出ます。
その中で彼はいつもポケモンたちと一緒でした。
旅を進め、ポケモン同士を戦わせ、捕まえる。
それを繰り返すうちに彼のポケモンは増えていきます。
また歩けば、人々に声をかけられ、
中には親切にお金や果物、傷薬をくれる人もいます。
一緒に頑張ろうね!と励ます人もいます。
何度も会う人もいて、そうしているうちに友達もできました。
今では彼は強いポケモンに囲まれています。
幻のポケモンも手に入れました。
ねがいごとを叶えてくれるジラーチというポケモンです。
強いわけではありませんでしたが、
彼はこのポケモンが現実の世界にいて欲しいと
強く願っていたのでした。
この世界を現実にして欲しいです。
彼の描く絵はポケモンです。
もちろん、ジラーチもいます。
学校に行けば皆にかわかれないように、
見えないようにして、
ポケモンを書き続けます。
その描いたポケモンが飛び出して
例えばリザードンだったら
からかったクラスメイトを焼き尽くしたり。
背中に乗って
空飛んだり。
...
想像するのが楽しかったのです。
また、彼は今のぼっちの生活から抜け出したい、
人生をやり直したいために、
ポケモンの世界に逃げ込みたい思いもありました。
そんな願いが叶う日が来るとは思ってもいなかったでしょう。