温泉椿、神乃湯バージョン | 石鹸日和

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5月に旅行に行き、温泉を汲んできました。

今回は長野県にある、毒沢鉱泉「神乃湯」さんの温泉です。(正確に言うと鉱泉ですが)


石鹸日和-神乃湯玄関

こちらは、源泉は茶色い湯の花が少し混じった透明なお湯なのですが、熱を加えると茶色くなるという不思議な温泉なんです。

鉄分が含まれているので空気に触れると茶色くなるというのは分かりますが、源泉は透明なんですよね・・・・。


石鹸日和-神乃湯
湯船は加温した茶色い槽と源泉そのままの槽があります。(写真は加温槽です)

成分表を見ると源泉の温度は2度と書かれていますが、これ絶対測り間違いだと思うんです・・・(;´▽`A``

それほど冷たくないし、渋辰野より入りやすい。

ってことは、渋辰野(20度)より暖かいんじゃないかなぁ。

そもそも2度って氷水に近いですし、入れないと思うんだケドあせる


で、こちらの温泉は胃腸にも良いとされていて、飲むこともできます。

この味がまた不思議なんです目

酸味、苦味、甘味のある温泉なんですが、いつ飲んでも味が違う!

私は、到着時、夜、朝と飲んだのですが、最初に飲んだ時はレモン水を飲んでいるみたいに「9割酸味、1割苦味、甘み無し」だったのが、夜飲むと「6割苦味、3割酸味、1割り甘み」で苦~い味、朝飲むと「5割酸味、3割甘み、2割苦味」で少し甘みのあるレモン味でした。

時間によって温泉の質が少し変化していることも考えられますが、同行した母の感想を聞くと、同じタイミングで飲んでも私が感じている味と全然違うんです汗


口内の酸性度合いとかが影響してるのかな?

でも今まで行った温泉で、こんなに味が変わるお湯は初めてでした。(これだけ酸味の強いものも始めてです)

あと、こちらのお湯は日本の自然鉱泉で初めて売薬許可を受けたそうです!!

それだけ効能が高いということですよね。


石鹸日和-神乃湯食事

こちらのお宿、食事も美味しかったです。

決して高価な食材を使っているわけではないのですが、全てに手がかけてある感じです。(正面のお皿は後で焼き魚がきました)

大きなザルの中に盛り込まれているのも洒落ていて、かわいいですよね。

従業員さんもとても親切で、細かいところまで手が届くサービスでした。

これで料金は1万円ちょっとなんですよ~o(^▽^)o


食事も美味しいし、料金も安いし、お湯も良いし、とっても気に入りました。

母もベタ褒めだったので、たぶんまた行くと思います(笑)



で、この「神乃湯」さんの温泉で作った石鹸がこちらです。


石鹸日和-神乃湯

ほんのりベージュの石鹸になりました。

苛性ソーダとあわせた時に茶色くなりましたが、混ぜているうちにだいぶ白くなりました。


ヤバイ、このままでは「温泉椿(渋・辰野バージョン)」と見分けがつかなくなるかも。。。

と心配になり、こちらの温泉の酸味が強い味をイメージして、レモンとスイートオレンジで香りを付けました。


どんな石鹸になるか今から楽しみです音譜