近況と、わたしが住む町について。
先日の記事で書いたとおり、相変わらず忙しく、また色々な意味で整理がついていないため、ブログの更新をしていません。いや、少し記事を書いては、書き終わることができず、どんどん溜まっていくばかり。今では、映画、漫画、蹴球、政治、個人的な話などのジャンルの記事が作成中のままになってしまって、お蔵入り間近になりつつあります。いつか書くつもりでいても、よっぽど余裕が無ければ書き終えることが出来なさそうなものばかりです・・・そうしてると、東アジアサッカー選手権が始まって、さっそく『ありえない負け方』をしました。コンフェデ・ユース考察を書き終えないと、東アジアなんて書けないんですが・・・こうしてまた一つ、蹴球の記事がストックされていくのでしょう・・・あぁ、久しぶり、じっくりとサッカーの記事も書きたいものです。
ところで、結局、この夏に見たいと言った映画 は、いずれも見ていません。結局、映画館でも見なくても良いかなというのを否めない映画をセレクトしていたわけですから、よっぽど遊びに行く気分でもない限り、見になんていけません。しかも、私が住んでいる町は、映画館が「クソ遠い」のです・・・電車がないというのは関係者の方ならご存知かと思いますが(もうすぐ開通)、足は車がなければバスのみ。そんな状況下で、この町の映画館は、バス停を見事に避けた?ところに立地しています・・・。以前は、町の中心部にある某デパート内にあったらしいのですが、閉館したとのこと。この町の人間は映画文化ってものを知らないのかしら(怒)結局、この町で映画を見るのは、隣町まで行かねばならず、映画狂の私にとってはかなりの苦痛を強いる町といえます。
そんな訳で、結局、映画を見るにはビデオ屋へ行かねばならないのです。私が以前住んでいた埼玉県某所はビデオ屋が町に一軒立つのみ。それでも少し電車に乗れば映画館なんてゴロゴロしていた訳ですが、今住む町はビデオ屋が二桁に近いほどあるという強みがあります。「ところが」、その半数以上が「大人」向けのビデオ屋。店舗軒先から「AV専門店」とか「大人のビデオ、大量入荷」とか「アダルト、あります」とか、この「学生・研究者の街」であるはずの町のビデオ屋に書かれなくても良いような看板を出しています。そんなこんなで、結局、普通の(TSU○AYAみたいな)ビデオ屋は2軒しか見つかりませんでした・・・。
最近忙しいとしても、さすがに24時間ぎっちり動けているわけじゃありません。だから少しだけ御褒美程度に映画を見る時間を自分に与えないとやっていけないと思って、ビデオ屋の会員になりました(上の2軒のうちの1軒ですよ。決して、大人のビデオ大量入荷のお店の会員じゃありませんから。)。旧作なら1週間100円の日というのがあるようなので、早速3本借りてみました。それらは、社会派といえるもので、国際政治の先生から勧められた作品も入っています(映画から政治のメカニズムを感じとることもかなり有用なことです)。さすがに忙しい中で、娯楽作品は見る余裕が生まれませんでした。チュドーーン、わーい、っていう気分じゃありませんからね(といっても、結局娯楽作は数作借りるわけですが)。
ところで、話が少し逸れますが、旧作100円というのは、実は、かなり回転率(貸し出しの回数)が無いと経営上、かなりの負担になることは、昔、4年ほど大手レンタルビデオ屋でアルバイトをしていた自分の経験から凄く分かることなのですが、このお店、毎週一度100円の日を設定しているところを見ると全ビデオの回転率が相当高いお店なのでしょう。まぁ、ビデオ屋以外に、思いつく娯楽という娯楽(or文化)が無い町ですから、それも理解できましょうか・・・。ちなみに、この街にはろくに本屋もございません。学園都市にしては、かなりの意外性ともいえます。一方で、古本屋が妙に充実しているのも奇妙なコンストラストです。学校で不要になったら売る。まぁ理解できる一方で、本への愛着心もないかのごとく感じもします。先日実家に帰った際に気がついたのですが、そもそも最近では、街の本屋という存在自体が減っている傾向にあるようです。インターネットでさくっと購入できる時代になったからなのでしょうが、本屋に行って、本を手にとって、少し眺めること、それ自体が本選びだとかに重要なことだと思うのですがね。なんか、寂しい気もします。
さて、今回借りたビデオについて、これから3回に亘って、その映画評をしたいと思います。まぁ、他の記事が溜まる一方ですから、いつのことになるやらと思いますが、このビデオ評については近いうちに、短めに書くつもりです。では、また。