見たい映画 | 漁師,ぴんぴん物語 EpisodeⅠ

見たい映画

ずっと研究計画との葛藤で、部屋や学校に篭っておりました。

といっても、見るべきもの(サッカーの試合)には熱狂しておった

次第ではありますが・・・

でも昨日の指導教官との話し合い、同じ演習での飲み会で

少しだけ氷解したような気もします。この話はまた別の機会に・・・


さて、今日は今見たい映画を少々描いてみようかと。

でもうち二つは大衆的(=ハリウッド的)SF映画。

しかもSF界の巨匠。本来ならば、あえて見たい映画

としてお薦めするまでもないのですが・・・。
今まで、お薦め映画は、やっぱりあまり目にすることが

ないかもしれない映画をお薦めするように心がけた

つもりでしたが、今日は「まだ見てない映画」なので

大衆系もモリモリ含めました。では、次の三本を。


 スターウォーズ Epispde3(ルーカス作品)
   anakin

 私はSFが大の嫌い、でした。全く見ず、
 見たいとも思わず。なぜか?映像にリアル感が
 欠けていたからです。やはり「つぎはぎ」な
 感が抜けず、小学校の頃、友だちがSF作品に
 はまっていく姿を見て、何が楽しいんだろう、
 そんな風に「マセテ」考えていた記憶があります。

 

 SWはエピソード456が旧三部作、123が
 新三部作という、変わった映画製作過程を取った
 作品です。ふとテレビで1を見た時に、これは
 見ても面白いかなと思いました。それは何より
 映画のリアル感がCG技術の発展で人間と虚構の
 映像の境が極力少なくなり、かつ過去の映画では
 有り得なかったストーリー展開、つまり主人公が
 「悪になっていく過程」を追うという物語に、
 興味が湧いたというところでしょうか。 
 そうした部分がシリーズ物としてのシリーズ重ねると
 つまらなくなる部分を解消してるのでしょう。
 人間の心に・・・悪が生まれる過程というと単純化
 過ぎかもしれません。もっと普遍的な人間の心で
 表現すれば「闇を追う」と「力への欲求」という
 ものでしょうか。悪は必ずしも皆に生まれるもの
 ではありませんが、闇や力への欲求とは、一度位
 追ってしまうものかもしれませんから。
 
 ちなみに2は韓国留学中に見ました。でも、英語と
 韓国語の字幕でみたため、ほとんど英語で見たも
 同然でした。それが尚更3をちゃんと見たい、と
 いうキモチの意外な相乗効果となったのかもしれません。
  
  宇宙戦争(スピルバーグ作品)

    

 これもまたある意味「すたーうぉーず」ですね。

 でも舞台は異なって「地球」ですが。

 ウェルズの原作は、当時のラジオ放送で「誤解した」人々を
 恐怖へと陥れました。さて、そのウェルズの原作を
 用いたスピルバーグは彼自身の目的であった「怖い
 宇宙人を撮ってみたい」という目的を達成し、そして
 映画を見る人々を「再び」恐怖に陥れるのでしょうか。
 
 この映画で自分が気になっているのは、スピルバーグが
 宇宙人をどう描くか、そして宇宙人にどう立ち向かうかです。
 ウェルズの書いたタコ型宇宙人か。ゴジラに出てくるような
 怪獣系宇宙人か。またもう一つは人類が宇宙人にどう立ち向かう
 のかということです。今まで様々な映画では、重火器で
 立ち向かっていく人間の姿がほとんどでした。時によっては
 核兵器の使用、ビームなどのありえない?兵器の使用も
 ありました。地球環境なんてクソったれって展開でね。

 さて、スピルバーグですが、そんな単純な宇宙人像と、それに
 対峙する人間の姿を描いてほしくないのですが・・・

 予告編を見る限り、吸盤のついた足・・・戦闘機で対抗する
 人間・・・ウェルズ+ゴジラ系の映画に陥るのか(笑)

 映画館で見るほどかはかなり迷いますが、ちょっと気になる
 映画です。


     オペレッタ狸御殿(鈴木清順作品)

    tanuki

 この映画を見てみたいのは、邦画の巨匠の作品に対して
 あまり接してこなかった自分が、そろそろそうした自分の
 考えをちょっと改めてみたいと思ったことがあります。
  
 そうした考えを生んだ「より」キッカケとなったものは、
 オダギリジョーとチャンツィーの二人であります。

 はっきり言ってしまえば、チャンツィー見たいって気持ちが
 強いんですがね・・・。一ファンの病みたいなものでしょうか。

 

 この映画は、日中言語の並存する映画ですが、そうした
 言語・文化的な並存が可能なのかという部分もちょっと
 気になるところでもあります。