悶々(戦前)
ただ今、6月4日1時30分(日本時間)。
まもなく「負けられない戦い」®(テレビ朝日)です。
いきなりなんだが、私はテレビ朝日のサッカー放映は、その他大勢の
方と同様、嫌いだ・・・松○さん、本業やってください、って毎回思う。
だって、あれ、解説者じゃなくてサポーターなんだもの(笑)
一サポーターになる気持ちは十分理解できるが、お金もらって解説
しているんだから(笑)ちゃんと仕事して、って思う。
でも松木さんだって、本当はしっかり解説できる仕事人なのよ・・・
昔は立派な監督だったんだから・・・イラン対北朝鮮の試合の解説を
今やってるけど、ちゃんとやってるのよ。悪い人じゃないのよ・・・
ただ、ただの良い人(オッサン)なのよ・・・
でもね、確かにね、たまにね、本当に「魂、気合ですよぉ」しか言わない
ときあるのが玉の傷・・・これにラモスが加わったら世界最強(狂or凶)。
確かに気合は最低限必要な要素なんだけどね・・・
そんな訳で、サポーターが試合をレポートしているようなテレビ朝日の
代表サッカー放映は、私はどうしても納得できないのです・・・
と思ったら、今日はどうも松○さんは解説じゃないようだ。
あれ?セル塩さん?ほっ・・・口が悪く、昔解説中にどうしようもない
失言をして、残り時間、ずっと黙りこくっていた過去のあるセル塩さんだが
松○さんよりは良い解説をしてくれることでしょう・・・気になるのは
慎吾が近くにいることだが(笑)試合が終わってから振ってよ。
さて、その点、サッカーの解説は、フジテレビに軍配があがる。
日テレはトヨタカップと高校サッカー、東京ヴェルディ、レッジーナ
以外はほとんどサッカーやらないしな・・・その点、海外サッカーに
力を入れているフジテレビは、日本代表の放映についても十分な
解説者とアナをそろえている。「闘争心」しか語らないアナばっかり、
「負けられない・・・」ばっかり語るテレビ朝日の現状に比べ、
フジのアナが個性、表現力の豊かなこと。特にビバ青島です。
でも最近フジでサッカーだけでなく、世界のスポーツを語っている
オトコが、どうしてか、こやつなのですよね・・・
・・・ただ今、衛星回線に混線が起こったようです。お詫びいたします・・・
さて、話を本題に戻しましょう。
あぁ、「我らが日本代表」®(川平慈英)はどうなることやら。
あぁ、気が気でねぇ・・・あー待ち遠しく、怖い・・・
「くぅーー」®(川平慈英)ですよ、ホント。
にしても、テレビでは再三再四今までのW杯予選を振りかえっているが、
内容はご存知の通り、ヨロシクない。二次ならぬ、一次予選から
ギリギリの戦いだった。シンガポール戦に代表されるように・・・
思い出すに、ジーコを信頼できないというのも今に始まったことでない・・・
我らサポーターは、タオルを口にしてぎぃぃぃと焦らされながら、
これからも我らが日本代表を見ていくことになるのだろうか。
確かにどの国でもW杯予選は厳しい。プレッシャーというのは
何にも勝るマイナス要素。故に、予選を軽く勝ち上がるチームは
よっぽどその地域のほかのチームがへっぽこか、
もしくはそのチームそのものが圧倒的に強い場合のみ。
だから日本代表が苦労するのも当然かもしれない。
でもその地域のほかのチームがへっぽこであるということは
今のアジアの状態ではないのか?それとも、私(たち)が、
日本の力を過大評価しているのか?アジアで韓国とイランと
並び、欧州リーグへの選手進出が盛んな国である日本は
アジアでは必ず圧勝しなければならない。そういう意識が
あるのかもしれない。
でもその韓国やイランですら、アジア予選は圧勝という雰囲気を
もった戦いをしているわけではない。結局、我らが日本代表を過大評価をし、
一方の相手様を過小評価してしまっている。予選はそもそも簡単なことじゃ
ないんだよ、ってことなんだろう。
だからこそ川平慈英の「W杯進出が目標なんです!」であることは
確かなことで、彼の言うとおり、バーレーンへ「魂を送る」作業を
そろそろ始めないといけない(笑)
だが、それとともに、この戦いは、W杯本番の貴重な準備試合でもある。
こういった予選と、本大会では確かに戦い方は異なる。長期戦の予選と
一発勝負タイプで短期決戦の本大会では選手起用、調整法など、
多くの点で異なる。だからどこまでW杯本大会と同じかと聞かれれば
それは同等とは言えない。だが、本大会まで時間は残り一年となった。
ワールドカップ2006inドイツは、2006年6月1日から始まる。つまり、
今が、残り一年をちょうど切ったところなのである。
だからこそ、本当に質のある戦いをしてほしい。
まぁ一年というのが、代表育成において意外と十分な時間であることを
指し示してくれた「貴重」な例がある。それは皮肉にもお隣韓国の例だった。
韓国代表監督に2001年春に急遽就任したヒディングは同年の5月に開催された
コンフェデinKorea&Japanにて初采配を取った。結果は惨敗。はっきり言って
「糞」という結果であった。具体的にはベストでないメンバーのフランスに0-5で
負けている(ちなみに二ヶ月前にベストメンバーのフランスに日本代表が0-5で
完敗している)。そして予選リーグ敗退であった。日本は同大会を準優勝の
結果で終えている。それでもヒディングは(韓国サッカー協会の凄まじいフォロー
を受けながらという条件付きであったが)一年でチームを育成し、
翌年、あの結果を得た。
もちろんそもそも選手個人個人の力によるところもある。だが一方で、一年でも
チーム育成は十分になりえるということも否定できない。まぁ手ごまはそう変わら
ないが、その中でも可能性を見出していくことは可能ということだろう。
私が思うに、あれはヒディングの巧みな戦術行使力と韓国サッカーの
志向がもともとあまりにシンクロした結果だったと思う。つまり、ジーコが
志向するサッカーと日本代表の志向するサッカーがシンクロ出来るなら、
可能性は生まれるかもしれない。
もう連敗して、それでも何とかプレーオフで出場権を得るという過程を得ない限り、
ジーコが解任されることは無い。だから、これからの一年を期待していくだけが
我らがサポーターの出来ることなんだろう。
少なくともこの予選2連戦とコンフェデで2006W杯本番で見せたいと志向する
日本サッカーの姿を、一瞬でも見られたらと願いばかりである。
残念ながら、核な存在となる小野がいない中ではあるが・・・。
『頑張れ、我らが日本代表!!』 ®(全サポーター)



