韓国対日本という構図 | 漁師,ぴんぴん物語 EpisodeⅠ

韓国対日本という構図

日韓戦

ブログ一発目のネタを何にしようか考えていたら、英国はチェルシーの監督モウリーニョネタにしようと色々書いているうちに収拾つかなくなってきたので、蹴球ネタ関連で、韓国代表と日本代表のことについて、書いてみようかと。


世界各国の蹴球力を評価したものとして、FIFAの世界ランキングがあります。まぁ、この世界ランキングというのが、広く知られているとおり、信用価値が低いのなんの。各国試合数が異なるし、出る大会の質、相手との力の差、地域差の考慮がなってないときた。しかも蹴球総合力の評価ではなく、11人制蹴球の評価が対象となっているようです。というわけで、各国の蹴球力の評価を計るには、ちょいと頼りない。


では、その頼りなき、2005年4月のランキングを見てみましょう。


1ブラジル 2チェコ 3アルゼンチン ・・・ 17日本 ・・・ 19イラン 20ドイツ ・・・


1位は2002W杯優勝のブラジル、2006W杯予選も好調ですから、これは間違いないでしょう。2位は・・・チェコ。?まぁ、EURO2004でそれなりの成績残したから、まぁ理解しましょう。3位は・・・アルゼンチン、まぁこれもW杯予選の強さから理解できしましょう。


そこからずっと下へ行くと、日本が17位にあります。なるほど、悪くはないと。その下見てみると一つおいて、19位にイラン、20位にドイツがあります。ご存知、対イラン(AWEY)で1-2、対ドイツ(HOME)で0-3で負けた相手です。もっと下に行くと、28位にパラグアイ、またまたご存知、アテネ五輪で我らがU-23代表がボコボコにやられた相手です。当然A代表も強いんだが・・・。W杯予選を好調なウクライナ、セルビア・モンテネグロといった国々は、その遥か下に位置しています。


なわけで、もうグダグダ述べたとおり、ランキングは無意味に近い、というより、無意味に等しい。そこでお隣韓国を見てみると、22位、日本より下に位置しています。日本はアジア杯二連覇、W杯ベスト16の国。韓国より上というのは、それから考えれば、当たり前なんです。でも、ランキングの信用性が低いことを考えると、日本と韓国は、実際、どちらが強く、また未来があるのでしょうか。それを考えてみました。


結局、こうした比較をしようとするのは、結局、この二カ国は今という時代において、一蓮托生な臭いがプンプンするからです。W杯を共催したとはいえ、それは外面的なものでした。そんな日韓両国はともに国の若手が、欧州の地を目指します。その一方、多くが(当然)国内に残り、また一部、とは言えなくなってきたほど、最近は韓国の選手がJリーグに進出しています。それもまた「主力」と認知されて。だから、これからの二カ国を比較検討するのは、歴史が云々だとか、日韓はライバルだったとか、そういう感情論じゃなくて、現実的な意味で何かと関与度が高すぎるので、とても有意義と考えられるのですね。それぞれの国内リーグの将来の動向を考えたりするにもね。


で、どうなのでしょう。

実際のところ、二カ国の力を計る方法はいくつか考えられます。


①国際試合での成績

②強豪国リーグへの選手の進出度

③強豪国リーグでの選手の活躍度

④自国リーグ所属チームの国際試合での成績


・・・これは長い分析になりそうです。わなけで、これから4回に分けて連載して、日韓の蹴球力比較をしてみようと思います。