韓国対日本という構図(2)~選手進出編~ | 漁師,ぴんぴん物語 EpisodeⅠ

韓国対日本という構図(2)~選手進出編~

②強豪国への選手の進出度

欧州の風

強豪国とはどこぞや、という定義ですが、ここでは欧州に限りましょう。というのも、結局、多くの選手が南米より欧州を目指していることには間違いないからです。治安・待遇・年俸などなどが良いしね。で、ここではUEFAランキング(各国のクラブ同士の過去10年の対戦成績で決まる、FIFAランキングよりは少し信用できるもの)を参考にして、強豪国ベスト10を見てみると、次の国が挙げられます。


スペイン・イングランド・イタリア・フランス・ドイツ・ポルトガル

オランダ・ギリシャ・ベルギー・スコットランド


そこで、日韓の選手がどこの国へ、何人進出しているかを見てみましょう。

(以下、A代表経験者に限って算出.ギリシャ以下は在籍0なので、未掲載.)


スペイン   日1 韓1             イングランド 日1 韓0※

イタリア    日3 韓0             フランス    日1※ 韓0

ドイツ     日1 韓0※           ポルトガル   日0 韓0

オランダ   日1 韓2             計        日8 韓3

※英プレミア一部、仏二部、独ブンデス二部にそれぞれ1人ずつ在籍.


こうしてみると、日本選手の強豪国進出度は、数字上では、明らかに韓国より上。ひとまず、日本選手が高評価を得ている、ということが出来るでしょう。


もう一つ、どういったチームに所属しているか、つまり「強豪チームに在籍している選手が多いか」は大事な計算要素となります。これは所属チームとともに、その選手個人の活躍度・貢献度が大きく影響しますので、次回(3)選手活躍度編との総合評価をすることにしましょう。では、次回もう一度考察してみたいと思います。


ところで、こうした選手移籍には「+α」が移籍における重要要素となります。スポンサーだの、移籍金だの・・・日韓両国の経済(貨幣価値や選手の平均年俸などなど)を考えると、日本選手は「スポンサー」や「観光客誘致」といった市場的価値を、韓国選手は「スポンサー」と「安価な移籍金」という市場的価値も加味される部分になるのでしょう。