ターミネーター錆鉄人にとって白山は足慣らしの「軽い」山
したがって、どうせ登るなら負荷を掛けて登ろうと考え、
装備の軽量化ではなく重量化を図ることにして
最近の白山登山はカセットコンロとフライパンと凍らせたビールを担いで登り、
室堂で焼肉とビールを楽しみ、山頂に登って下山する頃には
アルコールも抜けているという楽しみが2倍の登山になっているのでありました。
最近と言っても、この前は何年前だったか忘れてしまうほど昔であり、
標高365m往復2時間足らずの文殊山登山しかしていない我々にとっては
ちゃんと登れるかが危ぶまれる白山登山ではあったが、
11月のカラパタールトレッキングの為には登山力をアップする必要があり、
「頑張って登ってみようよ。室堂で焼肉して戻ってもいいから」
と言っていく事にしたのは前日の12日。
土曜日なら登山者もいっぱいいるはずだから、
クマが出ても我々が襲われる確率は低くなるという計算高い錆鉄人でありました。
これまでの白山焼肉登山と言うとアクシデントの連続でした。
焼肉のたれを持って行くのを忘れたり、
カセットコンロにガスをセットしたままでザックに入れて登ったら
振動か何かでツマミが動いていて、いざというときにはガスが無くなっていたり・・・
今回は何もアクシデントがないはずだったのですが・・・
家を出て30分位走った所で
「あっ!ウィンナーを持ってくるのを忘れたわ!」
今更引き返すわけにもいかず、
「肉だけでもいいよ!」
普段はアクセルを抜いて走っているのですが、
やはり早く駐車場に着かないと・・・とアクセルをハードに踏みまくったので
別当出合の駐車場に着いた時の燃費表示は・・・

(埃が凄いので拭いておかなくっちゃと思っていたのでしたが・・・)
標高約1200mの別当出合迄上って来て燃費が15.8㎞とは
やっぱり現行型エブリイは燃費が良いと感心しました。
駐車場はすでに満杯で、かろうじてスペースを見つけて駐車出来ましたが、
それからも続々と車は到着し・・・戻って行きました。
(帰る時には、道路わきに延々と1㎞以上下まで駐車が続いていました。)
「市ノ瀬でトイレに寄らなくて良かったね!」
快晴の天気予報だったのに曇りがち

一礼して登山に出発。
砂防新道コースは登山者で一杯!
中飯場のトイレは入口にバリケードがしてあって閉鎖中
甚之助ヒュッテの正面のトイレは閉ざされたままで
冬季トイレのみ使用可能でした。
甚之助ヒュッテまでは元気よくスイスイ登ってきた天女でした。

男性がいる部分は手洗いなのですが、まだ撤去されたままです。
甚之助ヒュッテから先、南竜との分岐に着いたところで天女はスタミナ切れ
小さな雪渓をトラバースして
いよいよ七曲がりの急登にさしかかると
少し進んでは岩の上に座り込む天女でしたが、ようやく延命水に到着

水は細く、マグカップに一杯になるまで数十秒かかりましたが、
冷たい延命水を飲んで生き返った天女は黒ボケ岩まで休まずに登りました。
(って、100歩もあったかしら?)
黒ボケ岩で再度へたり込んでから、弥陀ヶ原の木道へ

木道は平たんなので休まずに進む天女でしたが、
五葉坂の手前では「登りになったわ」と鋭い感覚
御用坂でも何度もへたり込みながら
遂に室堂に到着!

室堂もトイレは冬季トイレのみ使用可能でした。
天女の疲れを取るために、計画通り焼肉開始!

缶ビールを早く冷凍庫に入れたせいで凍ったままだったので
甚之助ヒュッテでクールバッグから出しておいたのですが、
まだ半分位凍ったままでした。

それでも無理やり缶ビールを開けると予想通り泡が噴き出し・・・
すぐに口をつけて液体は飲み干し、残りは氷だけとなりました。
室堂での焼肉は何度やっても最高でした!
室堂での焼肉という目的は達したのですが、
カラパタールの為に頂上まで登ろうと固い意志の天女でした。

カラパタール往復の2週間のトレッキングでは
1日の登高は最高でも800mほどですが、
標高4000mを超えての登高800mは平地なら1600mに匹敵するのではないかと考え
頂上まで標高差1500mを登っておかなくっては!
天上界と地上界の境の青石

陰になっている部分に仏さまが掘られているのですが、
知っている人はほとんどいないみたいでした。
天女はまたまた何度もへたり込みながら頂上に到着!

編にょの晴れ晴れした笑顔
「もう登らなくてもいいんだわ!」
頂上のすぐ下の亀の銅板


本当に雪解けが早い今年の白山です。
登りと違って下りはご機嫌な天女、スイスイと黒ボケ岩に到着

ちょっと大変だけどお花畑を見たいので観光新道で下山する事にしました。
(砂防新道の混雑を避けたかったからでもありました。)
